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Service Fabric のマネージド クラスターのノード タイプのスケーリング

仮想マシン スケール セットは、Service Fabric マネージド クラスター内の各ノード タイプをサポートします。 マネージド クラスター ノード タイプで大規模な仮想マシン スケール セットを作成できるようにするために、ノード タイプ定義にプロパティ multiplePlacementGroups が追加されました。 既定では、マネージド クラスターのノード タイプでは、配置グループ内で障害およびアップグレード ドメインの一貫性を維持するために、このプロパティを false に設定しますが、この設定では、ノード タイプが 100 台の VM を超えてスケーリングすることを制限します。 アプリケーションで大規模なスケール セットを効率的に活用できるかどうかを判断するには、こちらの要件と制限の一覧を確認してください。

Azure Service Fabric のマネージド クラスター リソース プロバイダーはスケーリングのオーケストレーションを行い、データにマネージド ディスクを使用するため、ステートフルとステートレスの両方のセカンダリ ノード タイプに対して大規模なスケール セットをサポートできます。

Note

このプロパティは、ノード タイプのデプロイ後に変更することはできません。

Service Fabric のマネージド クラスターで大規模な仮想マシン スケール セット有効にする

セカンダリ ノード タイプを大規模なスケール セットとして構成するには、multiplePlacementGroups プロパティを true に設定します。

Note

このプロパティは、プライマリ ノード タイプでは設定できません。

  • Service Fabric マネージド クラスター リソースの apiVersion は、2021-05-01 以降である必要があります。
{
  "apiVersion": "[variables('sfApiVersion')]",
  "type": "Microsoft.ServiceFabric/managedclusters/nodetypes",
  "name": "[concat(parameters('clusterName'), '/', parameters('nodeTypeName'))]",
  "location": "[resourcegroup().location]",
  "dependsOn": [
    "[concat('Microsoft.ServiceFabric/managedclusters/', parameters('clusterName'))]"
  ],
  "properties": {
    "multiplePlacementGroups": true,
    "isPrimary": false,
    "vmImagePublisher": "[parameters('vmImagePublisher')]",
    "vmImageOffer": "[parameters('vmImageOffer')]",
    "vmImageSku": "[parameters('vmImageSku')]",
    "vmImageVersion": "[parameters('vmImageVersion')]",
    "vmSize": "[parameters('nodeTypeSize')]",
    "vmInstanceCount": "[parameters('nodeTypeVmInstanceCount')]",
    "dataDiskSizeGB": "[parameters('nodeTypeDataDiskSizeGB')]"
  }
}

次の手順