新しい Service Fabric クラスターのマネージド ID のサポートを構成する
Service Fabric アプリケーションで Azure リソースのマネージド ID を使用するには、まずクラスターでマネージド ID トークン サービスを有効にします。 このサービスは、マネージド ID を使用して Service Fabric アプリケーションの認証を実行し、アクセス トークンを代理で取得します。 サービスが有効になると、Service Fabric Explorer の左側のウィンドウの [システム] セクションに表示され、他のシステム サービスの横で fabric:/System/ManagedIdentityTokenService という名前で実行されます。
Note
マネージド ID トークン サービスを有効にするには、Service Fabric ランタイム バージョン 6.5.658.9590 以降が必要です。
マネージド ID トークン サービスを有効にする
クラスターの作成時にマネージド ID トークン サービスを有効にするには、クラスターの Azure Resource Manager テンプレートに次のスニペットを追加します。
"fabricSettings": [
{
"name": "ManagedIdentityTokenService",
"parameters": [
{
"name": "IsEnabled",
"value": "true"
}
]
}
]
エラー
このメッセージでデプロイが失敗する場合は、クラスターが、必要な Service Fabric バージョン (サポートされている最小ランタイムは 6.5 CU2) になっていないことを意味します。
{
"code": "ParameterNotAllowed",
"message": "Section 'ManagedIdentityTokenService' and Parameter 'IsEnabled' is not allowed."
}
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