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ポイント クラウドのレンダリング

  • [アーティクル]

Note

ARR ポイント クラウドのレンダリング機能は現在パブリック プレビュー段階です。

この機能は開発中であるため、完全ではない可能性があります。 "プレビュー" ベースで提供されています。 お客様のシナリオでこの機能をテスト的に使用し、フィードバックをお寄せいただけます。

詳しくは、Microsoft Azure プレビューの追加使用条件に関するページをご覧ください。

ARR では、三角形メッシュの代わりにポイント クラウドのレンダリングがサポートされています。 前処理ステップでポイント クラウドを三角形メッシュに変換することが非現実的であったり (ターンアラウンド タイム、複雑さ)、変換プロセスで重要な情報が失われてしまったりする場合、ポイント クラウド レンダリングは、新しいユース ケースに対応しています。

三角形メッシュの変換と同様、ポイント クラウドの変換で、入力データが間引かれることはありません。

ポイント クラウドの変換

ポイント クラウド アセットの変換の動作は、三角形メッシュの変換と非常によく似ています。単一のポイント クラウド入力ファイルが .arrAsset ファイルに変換され、ランタイム API はそれを取り込んで読み込むことができます。

サポートされているポイント クラウド ファイル形式の一覧は、モデルの変換に関するセクションでご覧いただけます。

ポイント クラウド ファイル用の変換設定については、変換設定に関する説明を参照してください。

サイズ制限

ポイント クラウド資産の変換には、変換された資産ごとに 125 億ポイントというハード制限があります。 より大きなデータ セットをレンダリングする必要がある場合、ソース ファイルは、それぞれ 125 億ポイントの制約に従う複数の資産に分割する必要があります。 レンダラーでは、読み込まれる一意のアセットの数に制限はありません。ストリーミング データ手法により、読み込まれたすべてのインスタンスで優先順位付けがシームレスに機能します。 ARR で読み込んでレンダリングできる全体の最大ポイント数については、サーバー サイズの制限に関する説明にあるように、standard と premium のレンダリング セッション間と同様の違いが適用されます。

グローバル レンダリングのプロパティ

ポイント クラウドのグローバル レンダリング設定にアクセスするための API は 1 つだけです。 この API は現在パブリック プレビュー段階であり、今後変更される可能性があることを示すために、_Experimental サフィックスが追加されています。

void ChangeGlobalPointCloudSettings(RenderingSession session)
{
    PointCloudSettings settings = session.Connection.PointCloudSettings_Experimental;

    // Make all points bigger (default = 1.0)
    settings.PointSizeScale = 1.25f;
}

void ChangeGlobalPointCloudSettings(ApiHandle<RenderingSession> session)
{
    ApiHandle<PointCloudSettings> settings = session->Connection()->PointCloudSettings_Experimental();

    // Make all points bigger (default = 1.0)
    settings->SetPointSizeScale(1.25f);
}

ポイント クラウド データ ストリーミング

ポイント クラウド資産ファイルは、変換中に動的データ ストリーミング用に自動的に構成されます。 つまり、三角形のメッシュアセットとは異なり、かなりのサイズのポイント クラウドアセットはレンダリング VM に完全にダウンロードされるのではなく、必要に応じてストレージから部分的に読み込まれます。

ポイント クラウド ファイルのサイズに関係なく、データ ストリーミング アプローチの大きな利点は、レンダラーがデータの提示から早期に開始できることです。 どのデータに優先順位を付けるかのレンダラーの決定は、読み込まれたすべてのポイント クラウド モデルのカメラ ビューと近接性に基づきます。 API を介したカスタム操作は必要ありません。 さらに、データ ストリーミングでは、現在のビューに関連する特定のデータの量に基づいて、予算と優先順位が自動的に管理されます。 シーン上で複数のポイント クラウド資産がインスタンス化された場合、ストリーミング システムでは、単一の資産と同様に、すべてのポイント クラウド間でシームレスにデータの優先順位を付けます。 したがって、ソース ファイルを分割すると、ファイルごとのサイズ制限を回避するのに便利な方法です。

API ドキュメント

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