Azure Native Dynatrace Service とは
概要
Azure Native ISV Services を使用すると、Azure 上の独立系ソフトウェア ベンダー (ISV) ソフトウェアとサービスを簡単にプロビジョニングおよび管理して、緊密に統合できます。 この Azure Native ISV サービスは、Microsoft と Dynatrace によって開発および管理されています。
Azure Native Dynatrace Service は、Azure portal で見つけるか、Azure Marketplace で取得できます。
Dynatrace は、クラウドの深部まで監視できる性能、高度な AIOps、継続的なランタイム アプリケーション セキュリティ機能を Azure にもたらす監視ソリューションです。
Azure Marketplace の Azure Native Dynatrace Service オファリングでは、Azure portal を使用して Dynatrace 環境を作成および管理することができ、シームレスに統合されたエクスペリエンスを得られます。 このように、調達から構成と管理に至る合理化されたワークフローを通じて、Azure ワークロードの監視ソリューションとして Dynatrace を使用できます。
Azure portal を使用して、Dynatrace.Observability
という名前のリソース プロバイダーによって、Dynatrace リソースを作成して管理できます。 Dynatrace は、このエクスペリエンスを通じて作成された Dynatrace 環境を含む、サービスとしてのソフトウェア (SaaS) アプリケーションを所有して実行します。
Note
Azure Native Dynatrace Service サービスは、サービスがデプロイされたリージョンのみで顧客データの格納と処理を行います。 そのリージョンの外部には、データは格納されません。
機能
Azure Native Dynatrace Service には、次の機能があります。
シームレスなオンボード - Azure 上のネイティブに統合されたサービスとして、簡単に Dynatrace にオンボードして使用できます。
請求の統合 - Dynatrace を含め、Azure で使用するすべてのリソースに対して 1 つの請求を受け取ります。
Dynatrace へのシングル サインオン - Dynatrace に対して個別にサインアップまたはサインインする必要はありません。 Azure portal で 1 回サインインすると、必要に応じて Dynatrace ポータルにシームレスに移行します。
ログ監視 - サブスクリプション アクティビティの監視とリソース ログの Dynatrace への送信を自動化できます
VM および App Service での Dynatrace OneAgent の管理 - 仮想マシンおよび App Service 上で Dynatrace OneAgent のインストールとアンインストールを 1 回のエクスペリエンスで行うことができます。
Dynatrace のリンク
Azure Native Dynatrace Service サービスの使用方法の詳細については、Dynatrace のドキュメントを参照してください。
次のステップ
Dynatrace のインスタンスを作成するには、「クイックスタート: Dynatrace の使用を開始する」を参照してください。
次での Azure Native Dynatrace Service の概要