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ユーザー ペルソナ: Azure Modeling と Simulation Workbench

Azure Modeling と Simulation Workbench には、IT 管理者、プロジェクト マネージャー、デザイン エンジニアの 3 つのユーザー ペルソナがあります。 この記事では、ユーザー ペルソナと、それぞれに関連するアクティビティと責任について説明します。

IT 管理者 (Workbench 所有者)

IT 管理者は、インフラストラクチャの配置とユーザー プロビジョニングを担当し、 Workbench 所有者として参照されます。 Workbench 所有者は、顧客テナントでサービスを初期化し、環境内のチャンバーとユーザーを管理するための完全な管理者権限を保有します。 Azure の「所有者」ロールの割り当て、または「共同作成者」ロールおよび「ユーザー アクセス管理者」ロールの割り当てがあります。

Workbench 所有者は、チャンバーの作成と削除、ユーザー ロールの招待、削除、または変更を行うことができます。 また、ユーザーがワークロードに接続するために使用する接続方法を定義することもできます。 Workbench 所有者は、Workbench の使用中にリソース消費によって発生したすべてのデータ エクスポート要求とコストを承認する責任もあります。

プロジェクト マネージャー (チャンバー管理者)

プロジェクト マネージャーは、チャンバー管理者とも呼ばれ、アプリケーションとライセンスのインストールと管理を担当します。 また、チャンバー内のコンピューティング、ネットワーク、ストレージに関連するツールのインストールと構成も担当します。 チャンバーの管理者は、チャンバーをセットアップして管理し、ワークロードと環境内でより高いレベルのアクセス権を持ちます。 また、設計チームが配置されたワークロードでシミュレーションを実行できるようにソフトウェア ベンダーからライセンスを調達する責任があります。

設計エンジニア (チャンバー ユーザー)

設計エンジニアは、最終的な設計承認までのワークフローとシミュレーションの実行を担当します。 このロールは、 チャンバー ユーザーと呼ばれます。 チャンバー ユーザーは環境へのアクセスレベルが低くなりますが、チャンバー ストレージへのアクセス許可に基づいて、ワークロードの配置、スクリプトの実行、スケジューラの実行を行うことができます。 また、 データ パイプラインを使用して、チャンバーにデータを取り込んだり、チャンバーからエクスポートするデータを要求したりすることもできます。

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