Grafana 設定
この記事では、Azure Managed Grafana で利用できる Grafana 設定について説明します。 これらの設定は、Azure Managed Grafana のお客様が、以下に示す Grafana オプションを有効または無効にすることで Grafana インスタンスをカスタマイズできるようにするためのものです。
これらの設定は、Azure Managed Grafana の [設定]>[構成] メニューの [Grafana 設定 (プレビュー)] タブにあります。
これらについては Grafana のドキュメントの「Grafana の構成」内でも触れられています。
閲覧者による編集を許可
[閲覧者による編集を許可] 設定は、Grafana 閲覧者ロールを持つユーザーがダッシュボードを編集することを許可します。 この機能は、Grafana 閲覧者が永続的な変更を行うことなくテストを実行し、ダッシュボードを操作できるようにするためのものです。 閲覧者はダッシュボードを編集することはできますが、これらの編集を保存することはできません。
また、このオプションは Grafana 閲覧者に Grafana UI 内の [探索] メニューへのアクセス権を付与します。そこでは対話型クエリを実行し Grafana 内のデータを分析することができます。 ただし、閲覧者が適切な編集者アクセス許可を持っていない限り、閲覧者によって行われた変更はどれも永続的には保存されないことに注意することが重要です。
このオプションを有効または無効にするには、Azure portal で Azure Managed Grafana インスタンスを開き、[設定]>[構成]>[Grafana 設定 (プレビュー)]>[閲覧者による編集を許可] に移動します。 既定では、このオプションは無効になっています。
外部が有効
[外部が有効] 設定は、スナップショットのパブリック共有を制御します。 このオプションは既定で有効になっており、ユーザーがダッシュボードのスナップショットを発行することを許可します。
このオプションを有効にすると、ユーザーはダッシュボードを開き、[共有]>[スナップショット] を選択した後、[snapshots.raintanks.io に発行] を選択することで、ダッシュボードのスナップショットを外部 URL に発行できます。
[外部が有効] オプションを無効にすることで、スナップショットのパブリック共有を制限できます。 これを行うには、Azure portal で Azure Managed Grafana インスタンスを開き、[設定]>[構成]>[Grafana 設定 (プレビュー)] に移動し、[外部が有効] 設定のトグルをオフにします。