列の追加コンポーネント
この記事では Azure Machine Learning デザイナーのコンポーネントについて説明します。
このコンポーネントを使用して、2 つのデータセットを連結します。 入力として指定した 2 つのデータセットのすべての列を結合し、単一のデータセットを作成します。 3 つ以上のデータセットを連結する必要がある場合は、列の追加の複数のインスタンスを使用します。
列の追加の構成方法
[列の追加] コンポーネントをパイプラインに追加します。
連結する 2 つのデータセットを接続します。 3 つ以上のデータセットを結合したい場合は、列の追加の複数の組み合わせを連結できます。
異なる数の行を持つ 2 つの列を結合できます。 出力データセットには、より小さいソース列の各行の欠損値が埋め込まれます。
個々の列を選択して追加することはできません。 列の追加を使用すると、各データセットのすべての列が連結されます。 このため、列のサブセットのみを追加する場合は、"データセット内の列の選択" を使用して、必要な列でデータセットを作成します。
パイプラインを送信します。
結果
パイプラインの実行後:
- 新しいデータセットの最初の行を表示するには、 [列の追加] コンポーネントを右クリックして、[可視化] を選択します。 または、コンポーネントを選択し、右側のパネルの [出力] タブに切り替え、 [Port outputs]\(ポートの出力\) 内のヒストグラム アイコンをクリックして結果を可視化します。
新しいデータセットの列数は、両方の入力データセットの列の合計数と等しくなります。
入力データセットに同じ名前の 2 つの列がある場合は、列の名前に数値のサフィックスが追加されます。 たとえば、TargetOutcome という名前の列のインスタンスが 2 つある場合、左側の列の名前が TargetOutcome_1 に変更され、右側の列の名前が TargetOutcome_2 に変更されます。
次のステップ
Azure Machine Learning で使用できる一連のコンポーネントを参照してください。