top-hitters 演算子
適用対象: ✅Microsoft Fabric✅Azure データ エクスプローラー✅Azure Monitor✅Microsoft Sentinel
入力において、最も人気のある個別の値、または合計が大きい値の近似値を返します。
Note
top-hitters
入力データが大きい場合には、パフォーマンスのために最適化された近似値アルゴリズムを使用します。
近似値は、Count-Min-Sketch アルゴリズムに基づいています。
構文
T |
top-hitters
NumberOfValues of
ValueExpression [ by
SummingExpression ]
構文規則について詳しく知る。
パラメーター
件名 | タイプ | Required | 説明 |
---|---|---|---|
T | string |
✔️ | 表形式の入力式。 |
NumberOfValues | int、long、または real | ✔️ | ValueExpressionの個別の値の数。 |
ValueExpression | string |
✔️ | 個別の値が返される入力テーブル T に対する式。 |
SummingExpression | string |
指定した場合、入力テーブルに対する数値式TValueExpression の個別の値ごとの合計によって出力する値が確立されます。 指定しない場合は、代わりに ValueExpression の個別の値の数が使用されます。 |
解説
最初の構文 ( SummingExpressionなし) は、概念的には次と同等です。
T|
summarize
C``=``count()
by
ValueExpression|
top
NumberOfValues by C
desc
2番目の構文 ( SummingExpression) は、概念的には次と同等です。
T|
summarize
S``=``sum(*SummingExpression*)
by
ValueExpression|
top
NumberOfValues by S
desc
例
最も頻度の高い項目を取得する
次の例では、上位 5 種類の嵐を見つける方法を示します。
StormEvents
| top-hitters 5 of EventType
出力
EventType | approximate_count_EventType |
---|---|
雷雨風 | 13015 |
ひょう | 12711 |
鉄砲水 | 3688 |
干ばつ | 3616 |
冬の天気 | 3349 |
列の値に基づいたトップ ヒッターの取得
次の例では、"雷雨風" イベントが最も多い状態を検索する方法を示します。
StormEvents
| where EventType == "Thunderstorm Wind"
| top-hitters 10 of State
出力
都道府県 | approximate_sum_State |
---|---|
テキサス州 | 830 |
ジョージア | 609 |
ミシガン | 602 |
アイオワ州 | 585 |
ペンシルベニア | 549 |
ILLINOIS | 533 |
NEW YORK | 502 |
VIRGINIA | 482 |
KANSAS | 476 |
オハイオ | 4:55 |