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Azure Data Manager for Energy のレベル

Azure Data Manager for Energy は、Standard と Developer の 2 つのレベルで利用できます。

Developer レベル

Azure Data Manager for Energy の Developer レベルは、新しいアプリケーションの構築や、OSDU® データ プラットフォームでサポートされるソリューションのテストを行う際に、より高い柔軟性と速度を求めているユーザー向けに設計されています。 Developer レベルでは、Standard レベルと同等の高レベルのセキュリティ機能とアプリケーション統合サービスを、低コストかつ少ないリソース容量で提供します。 組織は、テストと運用の環境をよりコスト効率の高い方法で分離および管理できます。 Azure Data Manager for Energy の Developer レベルのユース ケースには、次のようなものがあります。

  • データ移行戦略の評価と作成
  • 概念実証とビジネス ケースのデモンストレーションの構築
  • デプロイ パイプラインの定義
  • アプリケーションの互換性の検証
  • カスタマー マネージド暗号化キー (CMEK) などのセキュリティ機能の検証
  • 機密データ分類の実装
  • OSDU® データ プラットフォームの新しいリリースのテスト
  • 安全な運用前環境での取り込みによるデータの検証
  • 新しいサード パーティまたは社内アプリケーションのテスト
  • サービスの更新の検証
  • API 機能のテスト

お客様は、テストと運用の環境を安全かつ効果的な方法で分離できます。

Standard レベル

Azure Data Manager for Energy の Standard レベルは、お客様の運用環境に対応したシナリオに最適です。 コーディネートは次のとおりです。

  • ドメイン ワークフローの運用 (地震やウェル ログなど)
  • クラウド上の運用環境への予測貯留層モデルのデプロイとテスト
  • サブサーフェス モデルの実行
  • アプリケーション間での地震データの移行

Standard レベルは、高可用性、信頼性、スケールを備えており、運用シナリオ向けに設計されています。 Standard レベルには、次のものが含まれます。

  • 可用性ゾーン
  • ディザスター リカバリー*
  • 金銭的な補償を伴うサービス レベル アグリーメント
  • より優れたデータベース スループット
  • データ パーティションのより高い最大値
  • より高いサポート優先順位

(*) ディザスター リカバリーのお客様シナリオのサポートについて、一部のリージョンでは制限があります。 ディザスター リカバリーをサポートするリージョンの詳細については、「Azure Data Manager for Energy の信頼性」を確認してください。

層の詳細

機能 Developer レベル 標準プラン
推奨されるユース ケース OSDU® データ プラットフォームのテスト、データ検証、機能テスト、トラブルシューティング、トレーニング、概念実証などの非運用環境シナリオ。 運用データの可用性とビジネス ワークフロー
OSDU® データ プラットフォームの互換性 はい はい
業界をリードするアプリを使用した事前統合 はい はい
サポート 有効 はい
Azure カスタマー マネージド暗号化キー はい はい
Azure Private Link はい はい
金銭的な補償を伴うサービス レベル アグリーメント (SLA) クレジット いいえ はい
ディザスター リカバリー いいえ あり*
可用性ゾーン いいえ はい
データベースのスループット
含まれているデータ パーティション 1 1
最大データ パーティション 5 10

(*) ディザスター リカバリーのお客様シナリオのサポートについて、一部のリージョンでは制限があります。 ディザスター リカバリーをサポートするリージョンの詳細については、「Azure Data Manager for Energy の信頼性」を確認してください。

重要

現在、ブラジル南部リージョンではディザスター リカバリーは利用できません。 詳細については、Microsoft 営業担当者または顧客担当者にお問い合わせください。

参加する方法

Azure Marketplace に移動して、ポータル作成し、目的のレベルを選択することで、Developer レベルのリソースを簡単に作成できます。