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Azure DevTest Labs でカスタム イメージ ファクトリを作成する

この記事では、Git リポジトリにあるサンプル スクリプトを使用してカスタム イメージ ファクトリを設定する方法について説明します。

イメージ ファクトリについて

イメージ ファクトリは、必要となるすべての構成で自動的に定期的にイメージをビルドして配布する、Configuration As Code ソリューションです。 イメージ ファクトリ内のイメージは常に最新の状態であり、一度プロセス全体が自動化されると、継続的なメンテナンスはほぼゼロとなります。 また、必要な構成がすべてイメージ内に存在するため、ベース OS で VM が作成された後にシステムを手動で構成する時間を節約できます。

カスタム イメージを使用すると、より迅速に開発者のデスクトップを DevTest Labs で準備完了状態にすることができます。 カスタム イメージの欠点は、ラボで管理するものが増えるということです。 たとえば、製品の評価版の有効期限切れ、新しくリリースされたセキュリティ更新プログラムの未適用などに備えて、カスタム イメージを定期的に更新する必要があります。 イメージ ファクトリを使用すると、イメージの定義をソース コード管理にチェックインし、自動化されたプロセスでカスタム イメージをその定義に基づいて生成することができます。

このソリューションにより、継続的なメンテナンス コストの追加発生を回避するとともに、カスタム イメージから仮想マシンを迅速に作成できるようになります。 このソリューションを使用すると、カスタム イメージの作成、他の DevTest Labs への配布、古いイメージの削除を自動的に行うことができます。 すべての Azure PowerShell スクリプトは無料で入手でき、こちら (https://aka.ms/dtlimagefactory) にあります。


ソリューションの概要

このソリューションにより、継続的なメンテナンス コストの追加発生を回避するとともに、カスタム イメージから仮想マシンを迅速に作成できるようになります。 このソリューションを使用すると、自動的にカスタム イメージを作成し、他の DevTest Labs に配布することができます。 Azure DevOps (旧称 Visual Studio Team Services) は、DevTest Labs での全操作の自動化のためのオーケストレーション エンジンとして使用します。

High-level view of the solution.

DevTest Labs 用の VSTS 拡張機能を使用すると、次の各手順を行うことができます。

  • カスタム イメージを作成する
  • VM を作成する
  • VM を削除する
  • 環境を作成する
  • 環境を削除する
  • 環境を設定する

DevTest Labs の拡張機能を使用することは、DevTest Labs でのカスタム イメージの自動作成を開始するための簡単な方法です。

より複雑なシナリオの場合、PowerShell スクリプトを代わりに使用して実装することもできます。 PowerShell を使用すると、イメージ ファクトリを DevTest Labs に基づいて完全に自動化し、継続的インテグレーションと継続的デリバリー (CI/CD) ツールチェーンで使用することができます。 この代替ソリューションで使用されている原則は次のとおりです。

  • 一般的な更新によりイメージ ファクトリの変更が必要になることはありません (たとえば、新しい種類のカスタム イメージの追加、古いイメージの自動削除、カスタム イメージを受信するための新しい ‘エンドポイント’ DevTest Labs の追加など)
  • 一般的な変更はソース コード管理 (コードとしてのインフラストラクチャ) でサポートされます
  • DevTest Labs が受け取るカスタム イメージは、同じ Azure サブスクリプション (ラボにまたがるサブスクリプション) にない場合があります
  • PowerShell スクリプトは、必要に応じて追加のファクトリをスピンアップできるよう、再利用可能である必要があります

次の手順

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