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カスタム フィールド

Azure DevOps Services

カスタム フィールドを使用すると、テストの実行やテスト結果に対してカスタム データをに読み取ることができます。 1 つの Azure DevOps プロジェクトに対して最大 100 個のカスタム フィールドを定義できます。 プロジェクト管理者は、ユーザー設定フィールドのセットを 管理 (追加/削除) できます

ユーザー設定フィールドを管理する

カスタム フィールドを管理するには 2 つの方法があります。REST API またはプロジェクト管理者は、Project の設定を使用してこれを行うことができます。またPipelines の下にある Test management を選択します。 そのページに新しいユーザー設定フィールドを追加するには、[ + 新規追加 ボタンをクリックします。

テスト管理設定が選択され、赤い四角形でマークされた新しいユーザー設定フィールドを追加するボタンが表示されたプロジェクト設定のスクリーンショット。

[ + 新規追加 を選択して新しいユーザー設定フィールドを追加します。 各ユーザー設定フィールドには、名前、種類が構成されている必要があり、適用される成果物の種類を示す必要があります。

新しいユーザー設定フィールドを追加するために使用されるダイアログのスクリーンショット。

ユーザー設定フィールドの名前は 50 文字を超えることはできません (スペース、数字、特殊文字は使用できません)。また、プロジェクト内で一意である必要があります。 名前は大文字と小文字が区別されないため、"Test" という名前のユーザー設定フィールドと "test" という名前のユーザー設定フィールドを 1 つ持つことはできません。 Type は次のいずれかになります。

  • bit
  • DateTime
  • int
  • Float
  • String
  • GUID

既存のユーザー設定フィールドは、編集 (名前のみ変更可能) または削除できます。

Note

ユーザー設定フィールドを削除した後、その名前を約 1 日使用することはできません。 削除されたユーザー設定フィールドを完全に削除するバックグラウンド プロセスは、1 日に 1 回実行されます。

カスタム データをカスタム フィールドに格納する

テストの実行/結果の作成の一部として、またはテストの実行/結果の作成後に、構成されたカスタム フィールドにカスタム データを格納できます。 ここでは、両方とも REST API を使用して実行できます。 今後、テスト結果ファイルからカスタム データを取得できるようにする予定です。 既存のテストの実行/結果のカスタム フィールドに格納されている値を取得するには、REST API を使用する必要があります。 現時点では、Azure DevOps UI に格納されているカスタム フィールドと値は表示しません (今後、その機能を追加する予定です)。

REST API を使用してテストの実行や結果を作成し、カスタム データを既存のユーザー設定フィールドに格納する場合は、テストの実行や結果の作成の一部としてカスタム データを送信することをお勧めします。 テスト実行呼び出し REST API Runs - Create を作成し、テスト結果呼び出し REST API Results - Add を作成します。

テストの実行や結果が REST API を使用して作成されていない場合、他の方法で、カスタム フィールドでカスタム データを設定 (または更新) するテストの実行または結果の識別を最初に見つけ、テストの実行に対して REST API Runs - Update を呼び出し、テスト結果に対して REST API 結果 - 更新を呼び出す必要があります。

テストの実行や結果に対して以前に格納されたカスタム フィールドからカスタム データを取得するには、まずテストの実行または結果の識別を見つける必要があります。 次に、REST API の実行 - クエリをテスト実行に対して呼び出し、テスト結果に対して REST API の結果 - Getできます。

カスタム フィールドのカスタム データは、配列内で送受信されます。 その配列の各項目には、2 つのプロパティ "fieldname" と "value" が含まれており、その の例を確認できます。 値は、ユーザー設定フィールドに対して構成された型と一致する型のオブジェクトです。 ユーザー設定フィールドの型を理解するには、カスタム フィールドの配列を提供する REST API を使用できます。 各フィールドには、その ID、名前、型、スコープがあります。 指定した名前のユーザー設定フィールドの型がわかっている場合は、型をハードコードすることもできます。