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ビルド タグを追加、削除、および使用する方法

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Azure DevOps のビルド タグを使用すると、ビルドを分類して整理できます。 タグを使用すると、特定のビルドのフィルター処理と検索が簡単になります。 この記事では、Azure DevOps でビルド タグを追加、削除、および使用する方法について説明します。

前提条件

Azure DevOps 組織と、共同作成者グループのメンバーであるプロジェクトへのアクセス。

完成したビルドにビルド タグを追加する

完成したビルドにビルド タグを追加するには:

  1. Azure DevOps プロジェクトを開き、[パイプライン] に移動します。

  2. タグを追加するパイプラインを選択します。

    タグを追加するパイプラインを選択するスクリーンショット。

  3. [その他アクション] を選択し、[タグを追加] を選択して最初のタグを追加するか、タグが既存する場合は、[タグを編集] を選択します。

    タグを追加する選択肢のスクリーンショット。

  4. タグ名を入力します (例: contoso)。

    新しいビルド タグを追加するスクリーンショット。

  5. Enter キーを押して、タグを保存します。

ビルド タグを削除する

Azure DevOps のビルドからビルド タグを削除するには、次の手順を実行します。

  1. Azure DevOps プロジェクトを開き、[パイプライン] に移動します。

  2. タグを削除するパイプラインを選択します。

  3. [その他アクション] > [タグを編集] の順に選択します。

  4. タグ名の横にある [X] を選択して、タグを削除します。

    ビルド タグを削除するスクリーンショット。

  5. [保存] をクリックして変更を保存します。

今後のビルドにビルド タグを追加する

YAML パイプラインのビルドにビルド タグを追加するには、addbuildtag ログ コマンドを使用します。

次の例では、新しいタグが現在の日付を含む変数付きのスクリプト タスクに追加されています。

steps:
- script: |
    last_scanned="last_scanned-$(date +%Y%m%d)"
    echo "##vso[build.addbuildtag]$last_scanned"
  displayName: 'Apply last scanned tag'

ビルド タグを使用したフィルター処理

ビルドにビルド タグを追加したら、それらを使用して特定のビルドをフィルター処理して検索できます。 Azure DevOps でビルド タグを使用するには、次の手順を実行します。

  1. Azure DevOps プロジェクトを開き、[パイプライン] に移動します。

  2. [実行] タブを選択します。

  3. [フィルター] バーでフィルター処理するタグを選択します。

    フィルター処理するタグを選択しているスクリーンショット。

  4. Azure DevOps では、指定したタグに基づいてビルドがフィルター処理されるため、必要な実行を見つけることができます。