構成と git 別名の自動検出
Azure DevOps Services
Azure DevOps CLI は、開発者がAzure Reposを使用し、Git ワークフローを適切に操作できるように最適化されています。
構成の自動検出
Azure DevOps 拡張機能は、現在の作業ディレクトリが構成設定 (organization、プロジェクト、リポジトリ) を自動検出するためのAzure Repos git リポジトリであるかどうかを評価します。 自動検出は、既定では フラグtrue
によって--detect
制御されます。
この機能を使用すると、ローカル Git チェックアウトで を実行 az repos pr list
して、リポジトリ内のすべての PR を表示できます。
Git エイリアス
Azure DevOps 拡張機能を構成して、pull request の作成やレビュー担当者の追加など、一般的な git ベースのAzure Repos コマンドの git エイリアスを追加することもできます。 次のコマンドを実行して、Git エイリアスを有効にします。
az devops configure --use-git-aliases true
すべてのaz repos
コマンドが にエイリアス化され、すべてのaz repos pr
コマンドが にgit pr
エイリアス化git repo
されます。
たとえば、次のコマンドを使用して pull request を作成できるようになりました。
git pr create --target-branch {branch\_name}
パラメーター階層
コマンドにパラメーターを指定するには、3 つのメイン方法があります。 これらは優先順位順に一覧表示されています。
- コマンド パラメーター
例:az repos list --organization https://dev.azure.com/contoso --project webApplication
- が の場合
--detect
、true
Git コンテキストからの自動検出。 [検出] はtrue
既定で です。 - 既定の構成 例:
az devops configure --defaults organization=https://dev.azure.com/contoso project=webApplication
顧客が次のコマンドを実行するとします
~/$ az devops configure --defaults organization=https://dev.azure.com/contoso project=webApp
~/$ az repos list --organization=https://dev.azure.com/contosoTest --project=testApplication
コマンド パラメーターが最も優先されるため、コマンドを使用して提供されるorganizationおよびプロジェクト パラメーターが使用されます。
別の例を見てみましょう。 ユーザーが に既定のorganizationを事前に構成し、 を にcontoso
webApp
プロジェクトしたとします。 ただし、ユーザーは、organizationとtestApplication
プロジェクトにある git リポジトリのローカル チェックアウトからcontosoTest
作業しています。 さらに、 --detect
は true
既定で です。
~/contosoTest/portal$ az devops configure --defaults organization=https://dev.azure.com/contoso project=webApp
~/contosoTest/portal$ az repos list
この場合、 contosoTest
と testApplication
は git コンテキストからターゲット organizationおよびプロジェクトとして自動検出され、設定されている既定値をオーバーライドします。