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Visual Studio を使用したデバッグ

Azure DevOps Services |Azure DevOps Server 2022 および Azure DevOps Server 2019

シンボル サーバーを使用すると、デバッガーは製品名、ビルド番号、パッケージ名を知らなくても、正しいシンボル ファイルを自動的に取得できます。 これらのファイルにはデバッガーに役立つ情報が含まれており、通常は PDB 拡張子が付いています。 Visual Studio を使用して、Azure Artifacts シンボル サーバーまたはその他の外部ソースからシンボルを使用して、コードにステップ インし、アプリケーションをデバッグできます。

Azure Artifacts シンボル サーバーを追加する

Azure Artifacts シンボル サーバーのシンボルを使用してデバッグするには、サーバーに対して認証を行い、Visual Studio 環境に新しい Azure DevOps Services シンボル サーバーを追加する必要があります。

  1. Visual Studio で、 ツール>Options>Debugging を選択します。

  2. 一覧から [シンボル ] を選択し、 + 記号を選択して新しい Azure DevOps シンボル サーバーの場所を追加します。

    新しい Azure DevOps シンボル サーバーの場所を追加する

  3. 新しいダイアログ ボックス [ Azure DevOps Symbol Server に接続 ] が開き、ドロップダウン メニューからアカウントを選択し、接続先の組織を選択します。 シンボル サーバーへの 接続が完了 したら、[接続] を選択します。

    Azure DevOps シンボル サーバーに接続する

  4. シンボル サーバーがシンボル ファイルの場所の一覧に追加されます。

    シンボル ファイルの場所の一覧に追加された新しいシンボル サーバー

最適化されたモジュールをデバッグする

最適化されたモジュール (リリース バイナリの例) またはサードパーティのソース コードをデバッグする場合は、Visual Studio オプションの [ Enable Just My Code ] チェックボックスをオフにすることをお勧めします。

これを行うには、[ ツール]>[オプション] 、[ デバッグ] の順に選択します。 一覧から [ 全般 ] を選択し、[ マイ コードのみを有効にする] をオフにします。

自分のコードのみを有効にする - サード パーティのソース コードのデバッグを有効にする

ポータブル PDB ファイルのサポートを有効にするには、[ソース リンクのサポートを有効にする] チェック ボックスをオンにし、シンボル サーバー上の Windows PDB ファイルのサポートを有効にするには、[Tools>Options>Debugging>General の両方にある [ソース サーバーサポートを有効にする] チェック ボックスをオンにします。

デバッグを開始する

アプリケーションのデバッグは、いくつかの異なる方法で開始できます。

  • F5 キーを押して、アプリ プロセスにデバッガーがアタッチされた状態でアプリを起動します。
  • [ デバッグ>デバッグの開始] を選択します。
  • デバッグ ツール バーの [ デバッグの開始 ] ボタンを選択します。

デバッガーを起動すると、Visual Studio は、前のセクションで追加した Artifacts シンボル サーバーからシンボルをダウンロードする前に、まずキャッシュ フォルダーからシンボルの読み込みを試みます。

Visual Studio がシンボルを見つけて読み込むと、コードをステップ実行してアプリケーションをデバッグできるようになります。 詳細については、「 Visual Studio デバッガーを使用してコード間を移動 する」を参照してください。