Bash を使用して Windows に Terraform をインストールする
Terraform を使用すると、クラウド インフラストラクチャの定義、プレビュー、およびデプロイを行うことができます。 Terraform を使用する際は、HCL 構文を使って構成ファイルを作成します。 HCL 構文では、Azure などのクラウド プロバイダーと、クラウド インフラストラクチャを構成する要素を指定できます。 構成ファイルを作成したら、"実行プラン" を作成します。これにより、インフラストラクチャの変更をデプロイ前にプレビューすることができます。 変更を確認したら、実行プランを適用してインフラストラクチャをデプロイします。
この記事では、Terraform で使用するために Azure に対して認証を行うオプションについて説明します。
この記事では、次のことについて説明します。
- Git Bash ターミナル エミュレーターをインストールする
- Azure CLI のインストール
- Terraform のインストール
- Windows で Terraform を実行するように環境を構成する
- Terraform と Azure の一般的な認証シナリオを理解する
- Microsoft アカウントを使用して、Cloud Shell から認証する (Bash または PowerShell を使用)
- Microsoft アカウントを使用して、Windows から認証する (Bash または PowerShell を使用)
- Azure CLI を使用してサービス プリンシパルを作成する
- Azure PowerShell を使用してサービス プリンシパルを作成する
- 環境変数でサービス プリンシパルの資格情報を指定する
- Terraform プロバイダー ブロックでサービス プリンシパルの資格情報を指定する
1. 環境を構成する
- Azure サブスクリプション:Azure サブスクリプションをお持ちでない場合は、開始する前に 無料アカウント を作成してください。
2. ターミナル エミュレーターをインストールする
Windows には、Git Bash や Windows ターミナルなど、bash コマンドを実行するためのさまざまなオプションがあります。 この記事は、Git Bash を使用してテストされています。 Git Bash をダウンロードしてインストールします。
3. Azure CLI をインストールする
Azure CLI のインストールを実行します。 この記事は、Azure CLI バージョン 2.26.1 を使用してテストされました。
4. Windows 向けの Terraform をインストールする
Terraform をダウンロードします。 この記事は、Terraform バージョン 1.1.4 を使用してテストされました。
ダウンロードから、任意のディレクトリ (例:
c:\terraform
) に実行可能ファイルを抽出します。実行可能ファイルを含むディレクトリが含まれるように、システムのグローバル PATH 環境変数を更新します。
ターミナル ウィンドウを開きます。
terraform
コマンドでグローバル パス構成を確認します。terraform -version
Azure での Terraform のトラブルシューティング
Azure で Terraform を使用する場合の一般的な問題のトラブルシューティング