開発者向け Azure の概要
クラウド用のアプリケーションを初めて開発する場合は、この 7 部構成の記事から始めることをおすすめします。
- パート1: 開発者向けの Azure の概要
- パート 2: 開発者向けの主要な Azure サービス
- パート 3: Azure でアプリケーションをホストする
- パート 4: アプリを Azure サービスに接続する
- パート 5: Azure でリソースを作成および管理する方法
- パート 6: Azure アプリを構築するための主要な概念
- パート 7: 請求方法
Azure は、最新のアプリケーションのビルド プロセスを簡略化することを目的としたクラウド プラットフォームです。 Azure でアプリケーションを完全にホストする場合も、Azure サービスを使用してオンプレミスのアプリケーションを拡張する場合も、Azure を使用すると、スケーラブルで信頼性が高く、保守が容易なアプリケーションを作成することができます。
Azure では、Python、JavaScript、Java、.NET、Go など、現在使用されている最も一般的なプログラミング言語がサポートされています。 包括的な SDK ライブラリと、VS Code、Visual Studio、IntelliJ、Eclipse など、既に使用しているツールの広範なサポートにより、Azure は既に持っているスキルを活用し、すぐに生産性を高めるために設計されています。
Azure でのアプリケーション開発シナリオ
ニーズに応じて、さまざまな方法で Azure をアプリケーションに組み込むことができます。 次のビデオでは、Azure 開発者にとって最も一般的な開発シナリオについて、役立つ概要を紹介しています。
確認のため、Azure での一般的なソフトウェア開発およびデプロイのシナリオを次に示します。
Azure でホストされるアプリケーション - Azure では、Web アプリケーションや API からストレージ サービス、データベースに至るまで、アプリケーション スタック全体をホストできます。 Azure では、完全に管理されたサービスからコンテナー、仮想マシンに至るまで、さまざまなホスティング モデルがサポートされています。 完全に管理された Azure サービスを使用する場合、アプリケーションでは、Azure に組み込まれているスケーラビリティ、高可用性、およびセキュリティを利用できます。
既存のオンプレミス アプリケーションからのクラウド サービスの利用 - 既存のオンプレミスのアプリに Azure サービスを組み込んで、機能を拡張することができます。 たとえば、Azure Blob Storage を使用してクラウドにファイルを保存する、Azure Key Vault を使用してアプリケーション シークレットを安全に保存する、Azure AI 検索を使用してフルテキスト検索機能を追加するなどの処理をアプリケーションがで行うことができます。 これらのサービスは Azure によってフル マネージドされ、現在のアプリケーション アーキテクチャやデプロイ モデルを変更することなく、簡単に既存のアプリに追加できます。
コンテナー ベースのアーキテクチャ - Azure では、アプリの最新化の取り組みをサポートするために、さまざまなコンテナー ベースのサービスが提供されています。 コンテナー イメージのプライベート レジストリが必要な場合でも、デプロイを容易にするために既存のアプリをコンテナー化する場合でも、マイクロサービス ベースのアプリケーションをデプロイする場合でも、コンテナーを大規模に管理する場合でも、Azure にはニーズをサポートするソリューションがあります。
AI 駆動型アプリケーション - クラウド、オンプレミス、またはエッジで、お好みのソフトウェア開発言語を使用して、ご希望の条件で AI 駆動型アプリケーションを構築できます。 データのプライバシー、透明性、信頼性を維持しながら、責任ある AI をアプリケーションに適用するために役立つツール、サービス、ガイドラインを入手します。Azure AI を使用して、音声、視覚、言語、意思決定機能をアプリケーションに追加し、チャットボットを作成し、AI を利用した検索で分析情報を獲得します。
最新のサーバーレス アーキテクチャ - HTTP 要求に応答する場合も、BLOB ストレージでファイルのアップロードを処理する場合も、キュー内のイベントを処理する場合も、Azure Functions を使用すると、イベントドリブン ワークフローを処理するソリューションを簡単に構築できます。 サーバーやフレームワーク コードを気にせずに、イベントを処理するために必要なコードのみを記述します。 さらに、他の Azure やサードパーティのサービスに対して 250 を超えるコネクタを利用して、最も困難な統合の問題に対処することができます。
では、これらのシナリオを実装する方法は? 次の記事「開発者向けの主要な Azure サービス」では、各シナリオを実装するための Azure サービス オプションをご紹介します。