チュートリアル: DefenderIotMicroAgent モジュール ツインを作成する
このチュートリアルは、新しいデバイス用の個々の DefenderIotMicroAgent
モジュール ツインを作成する方法を学習するのに役立ちます。
Note
Defender for IoT のマイクロ エージェントは 2025 年 8 月 1 日に廃止される予定です。
デバイス ツイン
Azure に組み込まれる IoT ソリューションでは、デバイス ツインが、デバイスの管理とプロセスの自動化の両方で主要な役割を果たします。
Defender for IoT には、既存の IoT デバイス管理プラットフォームと完全に統合するための機能があり、デバイスのセキュリティ状態を管理したり、既存のデバイス制御機能を利用したりすることができます。 IoT Hub ツイン メカニズムを使用することで、Defender for IoT を統合できます。
Azure IoT Hub のモジュール ツインの一般的な概念の詳細については、「IoT Hub のモジュール ツインの理解と使用」を参照してください。
Defender for IoT では、モジュール ツイン メカニズムを利用して、各デバイス用に DefenderIotMicroAgent
という Defender-IoT-micro-agent ツインが維持されます。
Defender for IoT の機能を最大限に活用するには、サービス内のすべてのデバイスに対して Defender-IoT-micro-agent ツインを作成、構成、使用する必要があります。
Defender-IoT-micro-agent ツイン
Defender for IoT により、各デバイスの Defender-IoT-micro-agent ツインが使用されます。 Defender-IoT-micro-agent ツインでは、ソリューション内の特定のデバイスごとに、デバイスのセキュリティに関連するすべての情報が保持されます。 デバイスのセキュリティのプロパティは、通信の安全性を高め、更新を可能にし、必要なリソースが少なくて済むメンテナンスを可能にするために、専用の Defender-IoT-micro-agent ツインを通じて構成されます。
このチュートリアルで学習する内容は次のとおりです。
- DefenderIotMicroAgent モジュール ツインの作成
- モジュール ツインの作成の確認
前提条件
アクティブなサブスクリプションが含まれる Azure アカウント。 無料でアカウントを作成できます。
次のいずれかのオペレーティング システムが動作していることを確認してください。
Azure IoT Hub で Microsoft Defender for IoT が有効になっている必要があります。
IoT ソリューションにリソース グループを追加しておく必要があります。
DefenderIotMicroAgent モジュール ツインの作成
DefenderIotMicroAgent
モジュール ツインは、各デバイスの特定の構成が含まれるように各モジュール ツインを手動で編集して作成できます。
デバイス用の DefenderIotMicroAgent モジュール ツインを作成するには、次のようにします。
Azure portal にサインインします。
[IoT Hub]>
Your hub
>[デバイス管理]>[デバイス] に移動します。一覧からお使いのデバイスを選択します。
[モジュール ID の追加] を選択します。
[モジュール ID 名] フィールドに「
DefenderIotMicroAgent
」と入力します。[保存] を選択します。
モジュール ツインの作成の確認
特定のデバイスの DefenderIotMicroAgent モジュール ツインの作成を確認するには、次のようにします。
Azure portal にサインインします。
[IoT Hub]>
Your hub
>[デバイス管理]>[デバイス] に移動します。デバイスを選択します。
[モジュール ID] タブで、デバイスに関連付けられているモジュール ID の一覧に
DefenderIotMicroAgent
モジュールがあることを確認します。