SCHEMA_PRIVILEGES
適用対象: Databricks SQL
Databricks Runtime 10.4 LTS 以降
Unity Catalog のみ
INFORMATION_SCHEMA.SCHEMA_PRIVILEGES は、カタログ内のスキーマに対する権限を持つプリンシパルの一覧を表示します。
返される行は、ユーザーが対話する権限を持つスキーマに限定されます。
手記
現在、オブジェクトに対する MANAGE
権限を持つユーザーは、INFORMATION_SCHEMA
でそのオブジェクトのすべての許可を表示することはできません。 代わりに、INFORMATION_SCHEMA
ではオブジェクトに対して自分が持っている許可のみが表示されます。 この動作は、今後修正される予定です。
MANAGE
権限を持つユーザーは、SQL コマンドまたはカタログ エクスプローラーを使用して、オブジェクトのすべての許可を表示できます。 Unity カタログの
定義
SCHEMA_PRIVILEGES
リレーションには次の列が含まれています。
名前 | データ型 | Nullable | Standard | 説明 |
---|---|---|---|---|
GRANTOR |
STRING |
いいえ | はい | 権限を許可したプリンシパル。 |
GRANTEE |
STRING |
いいえ | はい | 権限が許可されるプリンシパル。 |
CATALOG_NAME |
STRING |
いいえ | はい | 権限が許可されるスキーマのカタログ。 |
SCHEMA_NAME |
STRING |
いいえ | はい | 権限が許可されるスキーマ。 |
PRIVILEGE_TYPE |
STRING |
いいえ | はい | 権限が許可されています。 |
IS_GRANTABLE |
STRING |
いいえ | はい | 常に NO です。 将来利用するために予約されています。 |
INHERITED_FROM |
STRING |
はい | いいえ | 権限が継承される先祖関係。 |
制約
SCHEMA_PRIVILEGES
リレーションには、次の制約が適用されます。
クラス | 名前 | [列一覧] | 説明 |
---|---|---|---|
Primary key (プライマリ キー) | SCHEMAPRIVS_PK |
GRANTOR , GRANTEE , CATALOG_NAME , SCHEMA_NAME , PRIVILEGE_TYPE |
許可された権限の一意識別子。 |
外部キー | SCHEMAPRIVS_SCHEMATA_FK |
$ | 「SCHEMATA」を参照 |
例
> SELECT catalog_name, schema_name, grantee
FROM information_schema.schema_privileges;