try_add
関数
適用対象: Databricks SQL Databricks Runtime 10.4 LTS 以降
expr1
と expr2
の合計を返します。エラーが発生した場合は NULL を返します。
構文
try_add ( expr1 , expr2 )
この関数は、OVER
句を使用して ウィンドウ 関数として呼び出すこともできます。
引数
expr1
: DATE、TIMESTAMP、または INTERVAL の数値式。expr2
:expr1
が数値である場合、expr2
は数値式である必要があります。それ以外の場合は、INTERVAL である必要があります。
戻り値
expr1
が数値である場合は、引数の共通最大型です。expr1
が DATE であり、expr2
が日付と時刻の間隔である場合、結果は TIMESTAMP です。expr1
とexpr2
が年月の間隔の場合、結果は、結果を表すために十分に広い単位の 1 か月の間隔になります。expr1
とexpr2
が日付と時刻の間隔である場合、結果は、結果を表すための十分に幅広い単位での日付と時刻の間隔です。- それ以外の場合、結果の型は、
expr1
と一致します。
両方の式が間隔である場合、それらは同じクラスである必要があります。
結果がオーバーフローした場合、結果の型 Databricks SQL は NULL を返します。
年月の間隔を DATE に追加すると、Databricks SQL によって、結果の日付が整形式であることが保証されます。
例
> SELECT try_add(1, 2);
3
> SELECT try_add(DATE'2021-03-20', INTERVAL '2' MONTH);
2021-5-20
> SELECT try_add(TIMESTAMP'2021-03-20 12:15:29', INTERVAL '3' SECOND);
2021-03-20 12:15:32
> SELECT typeof(try_add(INTERVAL '3' DAY, INTERVAL '2' HOUR));
interval day to hour
> SELECT try_add(DATE'2021-03-31', INTERVAL '1' MONTH);
2021-04-30
> SELECT try_add(127Y, 1Y);
NULL