nth_value
分析ウィンドウ関数
適用対象: Databricks SQL Databricks Runtime
ウィンドウ内の特定の offset
にある値を返します。
構文
nth_value(expr, offset) [ IGNORE NULLS | RESPECT NULLS ] OVER clause
引数
expr
: 任意の型の式。offset
: 0 より大きい整数リテラル。IGNORE NULLS
またはRESPECT NULLS
:IGNORE NULLS
が使用されている場合、NULL であるexpr
値はすべてのカウントで無視されます。 既定では、RESPECT NULLS
です。- OVER 句: ウィンドウを記述する句です。 「ウィンドウ関数」を参照してください。
戻り値
結果の型は、expr
型と一致します。
ウィンドウ関数では、ウィンドウ フレームの先頭から offset
番目の行にある expr
の値を返します。
そのような offset
番目の行がない場合、NULL
を返します。
この関数では、ORDER BY 句を使用する必要があります。 順序が一意でない場合、結果は非決定論的になります。
例
> SELECT a, b, nth_value(b, 2) OVER (PARTITION BY a ORDER BY b)
FROM VALUES ('A1', 2), ('A1', 1), ('A2', 3), ('A1', 1) tab(a, b);
A1 1 1
A1 1 1
A1 2 1
A2 3 NULL