Delta Live Tables パイプラインのクエリ履歴にアクセスする
この記事では、Delta Live Tables パイプラインの実行に関連付けられているクエリ履歴とクエリ プロファイルにアクセスする方法について説明します。 この情報を使用して、クエリのデバッグ、パフォーマンスのボトルネックの特定、パイプラインの実行の最適化を行うことができます。
重要
この機能はパブリック プレビュー段階にあります。 ワークスペース管理者は、プレビュー ページからこの機能を有効にすることができます。 「Azure Databricks プレビューを管理する」を参照してください。
要件
- パイプラインは、 preview チャネルで実行するように構成する必要があります。 Delta Live Tables ランタイム チャネルを参照してください。
- パイプラインは、 トリガー モードで実行するように設定する必要があります。
パイプラインの更新のクエリ履歴を確認する
要件を満たすすべてのパイプラインについて、具体化されたビューとストリーミング テーブルが更新されるとクエリ ステートメントがクエリ履歴に表示されます。 ターゲット テーブルを更新するフロー実行ごとに 1 つの REFRESH
ステートメントがあります。 クエリ履歴ページの Compute フィルターを使用すると、Delta Live Tables コンピューティングを使用して処理されたクエリのみを表示できます。 クエリ履歴 UI の詳細についてはクエリ履歴を参照してください。
クエリの詳細にアクセスするには、次の手順に従います。
- サイドバーの [Query History] をクリックします。
- [Compute ドロップダウン フィルターから DLT チェック ボックスをオンにします。
- クエリ ステートメントをクリックすると、クエリの期間や集計メトリックなどの概要の詳細が表示されます。
- クエリ プロファイルを表示をクリックして、クエリ プロファイルを開きます。 クエリ プロファイルの詳細については、 Query プロファイル を参照してください。
- 必要に応じて、 Query Source セクションのリンクを使用して、関連するパイプラインを開きます。
ノートブックからクエリ履歴にアクセスする
Delta Live Tables パイプラインにアタッチされているノートブック内からクエリ履歴を表示するには、次の手順を使用します。
- ノートブックを開きます。 ノートブックが Delta Live Tables パイプラインにアタッチされている場合、パイプラインを検査するためのインターフェイスがノートブックの下部に表示されます。 「ノートブックでの Delta Live Tables パイプラインの開発とデバッグ」を参照してください。
- DLT クエリ履歴タブをクリックします。
- クエリの名前をクリックすると、期間、クエリ ソース、その他の集計メトリックなどのクエリの詳細が表示されます。 このビューで使用できる詳細については、「 View クエリの詳細を参照してください。
Delta Live Tables パイプライン UI からクエリ履歴にアクセスする
デルタ ライブ テーブル UI の Pipeline の詳細 ページで、画面の下部にある Query 履歴 タブをクリックして、パイプラインの履歴にアクセスします。 ステートメントをクリックすると、クエリの詳細パネルとプロファイルを表示できます。
制限事項
- プロビジョニングとキューに登録された時間は使用できません。
- クエリの詳細パネルに表示されるメトリックは、フローの実行中にライブで更新されますが、クエリ プロファイルはフローの実行が完了した後にのみ更新されます。