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チュートリアル: Azure Stack Edge Pro 2 用にデバイス設定を構成する

このチュートリアルでは、ご利用の Azure Stack Edge Pro 2 デバイスのデバイス関連の設定を構成する方法について説明します。 ローカル Web UI を使用して、デバイス名、更新サーバー、タイム サーバーを設定できます。

デバイスの設定に要する時間は約 5 から 7 分です。

このチュートリアルで学習する内容は次のとおりです。

  • 前提条件
  • デバイス設定を構成する
  • 更新プログラムを構成する
  • 時刻の構成

前提条件

ご利用の Azure Stack Edge Pro 2 でデバイス関連の設定を構成する前に、次のことを確認してください。

デバイス設定を構成する

次の手順に従って、デバイス関連の設定を構成します。

  1. ご利用のデバイスのローカル Web UI の [デバイス] ページで、次の手順を行います。

    1. デバイスのフレンドリ名を入力します。 フレンドリ名は 1 から 13 文字にする必要があり、文字、数字、ハイフンを使用できます。

    2. デバイスの [DNS ドメイン] を指定します。 このドメインは、デバイスをファイル サーバーとして設定するために使用されます。

    3. 構成したデバイス設定を検証および適用するには、 [適用] を選択します。

      Azure Stack Edge デバイスのローカル Web UI の [デバイス] ページのスクリーンショット。[適用] ボタンが強調表示されています。

      デバイス名と DNS ドメインを変更した場合、デバイスで自動的に生成された自己署名証明書は機能しなくなります。 この効果に関する警告が表示されます。

      Azure Stack Edge デバイスのローカル Web UI の [デバイス] ページにある警告のスクリーンショット。[OK] ボタンが強調表示されています。

    4. デバイス名と DNS ドメインを変更すると、SMB エンドポイントが作成されます。

    5. 設定が適用されたら、 [Next: Update server](次へ: 更新サーバー) を選択します。

      Azure Stack Edge デバイスのローカル Web UI の [デバイス] ページのスクリーンショット。[次へ: 更新サーバー >] が強調表示されています。

更新サーバーを構成する

  1. ご利用のデバイスのローカル Web UI の[更新サーバー] ページで、デバイスの更新プログラムをダウンロードする場所を構成できます。

    • 更新プログラムは、Microsoft Update サーバーから直接取得できます。

      Azure Stack Edge デバイスのローカル Web UI にある [更新サーバー] ページで Microsoft 更新サーバーを構成しているスクリーンショット。[適用] ボタンが強調表示されています。

      Windows Server Update Services (WSUS) から更新プログラムをデプロイすることもできます。 WSUS サーバーのパスを指定します。

      Azure Stack Edge デバイスのローカル Web UI にある [更新サーバー] ページで Windows サーバー更新サービスを構成しているスクリーンショット。[適用] ボタンが強調表示されています。

      注意

      別の Windows Update サーバーが構成されていて、http ではなく https 経由で接続することを選択した場合は、更新サーバーに接続するための署名チェーン証明書が必要になります。 証明書を作成してアップロードする方法については、証明書の管理に関する記事を参照してください。

  2. [適用] を選択します。

  3. 更新サーバーを構成した後は、 [Next: Time](次へ: 時刻) を選択します。

時刻の構成

次の手順に従って、デバイスでの時刻の設定を構成します。

重要

時刻の設定は省略可能ですが、デバイス用にローカル ネットワークでプライマリ NTP サーバーとセカンダリ NTP サーバーを構成することを強くお勧めします。 ローカル サーバーを使用できない場合は、パブリック NTP サーバーを構成できます。

デバイスは時刻を同期してクラウド サービス プロバイダーに対して認証できるようにする必要があるため、NTP サーバーが必要になります。

  1. ご利用のデバイスのローカル Web UI の [時刻] ページで、タイム ゾーンと、デバイスのプライマリおよびセカンダリの NTP サーバーを選択できます。

    1. [タイム ゾーン] ドロップダウン リストで、デバイスがデプロイされている地理的な場所に対応するタイム ゾーンを選択します。 デバイスの既定のタイム ゾーンは太平洋標準時です。 デバイスは、スケジュールされたすべての操作でこのタイム ゾーンを使用します。

    2. [プライマリ NTP サーバー] ボックスで、デバイスのプライマリ サーバーを入力するか、または time.windows.com の既定値をそのまま使用します。
      ネットワークでデータセンターからインターネットへの NTP トラフィックの流れが許可されていることを確認してください。

    3. オプションで、 [セカンダリ NTP サーバー] ボックスにデバイスのセカンダリ サーバーを入力します。

    4. 構成された時刻の設定を検証および適用するには、 [適用] を選択します。

      Azure Stack Edge デバイスのローカル Web UI の [時刻] ページのスクリーンショット。[適用] ボタンが強調表示されています。

  2. 設定が適用されたら、 [Next: Certificate](次へ: 証明書) を選択します。

次のステップ

このチュートリアルで学習する内容は次のとおりです。

  • 前提条件
  • デバイス設定を構成する
  • 更新プログラムを構成する
  • 時刻の構成

ご利用の Azure Stack Edge Pro 2 デバイスの証明書を構成する方法については、次を参照してください。