SSIS パッケージのデプロイ
Azure SSIS 統合ランタイムを構成した後は、Azure で直接パッケージをデプロイして実行することができます。
SSISDB の使用
SSISDB を使用する場合は、そこにパッケージをデプロイし、Azure 対応の SSDT または SSMS ツールを使用して、それらを Azure-SSIS IR 上で実行することができます。 これらのツールは、ご利用のデータベース サーバーに対し、そのサーバーのエンドポイントを介して接続します。
- Azure SQL Database サーバーの場合、サーバー エンドポイントの形式は
<server name>.database.windows.net
です。 - プライベート エンドポイントを備えたマネージド インスタンスの場合、サーバー エンドポイントの形式は
<server name>.<dns prefix>.database.windows.net
です。 - パブリック エンドポイントを備えたマネージド インスタンスの場合、サーバー エンドポイントの形式は
<server name>.public.<dns prefix>.database.windows.net,3342
です。
ファイル システム、Azure Files、または MSDB の使用
SSISDB を使用しない場合は、Azure SQL Managed Instance にホストされた MSDB、ファイル システム、Azure Files のいずれかにパッケージをデプロイし、dtutil および AzureDTExec コマンド ライン ユーティリティを使用してそれらのパッケージを Azure-SSIS IR 上で実行できます。
詳細については、SSIS プロジェクトおよびパッケージのデプロイに関する記事を参照してください。
どちらの場合も、Data Factory パイプラインの SSIS パッケージの実行アクティビティを使用して、デプロイしたパッケージを Azure-SSIS IR 上で実行することもできます。 詳細については、ファーストクラスの Data Factory アクティビティとして SSIS パッケージの実行を呼び出す方法に関するページを参照してください。
関連するコンテンツ
- Azure portal を使用して Azure-SSIS IR をプロビジョニングする方法を学習する。
- Azure PowerShell を使用して Azure-SSIS IR をプロビジョニングする方法を学習する。
- Azure Resource Manager テンプレートを使用して Azure-SSIS IR をプロビジョニングする方法を学習する。
このドキュメントでは、Azure SSIS IR に関する、次のような他のトピックも参照してください。
- Azure-SSIS 統合ランタイム: この記事では、Azure-SSIS IR など、統合ランタイムに関する一般的な情報が説明されています。
- Azure-SSIS IR を監視する: この記事では、Azure-SSIS IR についての情報を取得して理解するための方法を示します。
- Azure-SSIS IR を管理する: この記事では、Azure-SSIS IR を停止、開始、または削除する方法を示しています。 また、ノードを追加することで Azure-SSIS IR をスケールアウトする方法も説明されています。
- Azure での SSIS パッケージのデプロイ、実行、監視
- Azure での SSISDB への接続
- Windows 認証を使用したオンプレミス データ ソースへの接続
- Azure でのパッケージ実行のスケジュール設定