count_distinct() (集計関数) - (プレビュー)
適用対象: ✅Microsoft Fabric✅Azure データ エクスプローラー✅Azure Monitor✅Microsoft Sentinel
集計グループごとのスカラー式で指定された一意の値をカウントします。集計グループを省略した場合は、一意の値の合計数をカウントします。
Null 値は無視され、計算には考慮されません。
Note
この関数は、summarize 演算子と組み合わせて使用します。
一意の値数の推定のみが必要な場合は、リソース消費量の少ない dcount
集計関数を使用することをお勧めします。
述語が true
返すレコードのみをカウントするには、 count_distinctif 集計関数を使用します。
Note
- この関数は、100M の一意の値に制限されます。 返される値が多すぎる式に関数を適用しようとすると、ランタイム エラー (HRESULT: 0x80DA0012) が発生します。
- 異なるクラスターの複数のデータ ソースで操作すると、関数のパフォーマンスが低下する可能性があります。
- 異なる Eventhouse の複数のデータ ソースで操作すると、関数のパフォーマンスが低下する可能性があります。
構文
count_distinct
(
expr)
構文規則について詳しく知る。
パラメーター
件名 | タイプ | Required | 説明 |
---|---|---|---|
expr | スカラー型 | ✔️ | 一意の値をカウントする式。 |
返品
集計グループごとの expr の一意の値の数を示す長整数。
例
以下の例では、各州で発生した嵐の事象の種類の数を示します。
異なるクラスターの複数のデータ ソースで操作すると、関数のパフォーマンスが低下する可能性があります。
クエリ を実行する
StormEvents
| summarize UniqueEvents=count_distinct(EventType) by State
| top 5 by UniqueEvents
出力
都道府県 | UniqueEvents |
---|---|
テキサス州 | 27 |
CALIFORNIA | 26 |
ペンシルベニア | 25 |
GEORGIA | 24 |
ノースカロライナ | 23 |