無効なデータのインジェスト動作
形式が正しくない、解析できない、大きすぎる、またはスキーマに準拠していないデータは、正しく取り込まれない可能性があります。 次の表では、Azure Data Explorer に無効なデータを取り込むときに想定される内容について説明します。
Note
インジェストが失敗する原因の詳細については、「インジェスト エラー」および「Azure Data Explorer のインジェスト エラー コード」を参照してください。
エラー コードでエラーが発生しました
次の表は、無効なデータの取り込みでエラー コードが発生して失敗する場合を示しています。
インジェストの問題 | エラー コード |
---|---|
無効な形式または破損した形式 (実際のデータが指定された形式と一致しません) | BadRequest_InvalidBlob |
空のデータ | BadRequest_NoRecordsOrWrongFormat |
format="multijson" で取り込まれた JSON データの形式が正しくないレコード (中かっこや引用符が見つからないなど) | BadRequest_InvalidBlob |
フィールドの数が一致しない CSV 行 | Stream_WrongNumberOfFields |
エラー コードのないエラー
次の表は、インジェストがエラーなしで成功し、無効なデータをサイレント処理するケースを示しています。
インジェストの問題 | メモ |
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format="json" で取り込まれた JSON データの形式が正しくないレコード。 たとえば、予期しない改行、中かっこまたは引用符がありません。 | 不正な形式のレコードは無視され、取り込まれません |
文字列列に取り込まれた 1 MB を超える値 | 最大 1 MB に切り捨てられた値 |
動的列に取り込まれた 1 MB を超える値 (既定値は Encoding policy を参照) | 入力された NULL 値 |
テーブル スキーマのデータ型と一致しない値。 たとえば、 int 列に取り込まれた浮動小数点値です。 |
入力された NULL 値 |
マップされたフィールドがデータに含まれていない | 入力された NULL 値 |