一般的なアプリから接続する
この記事では、LINQPad、Azure Data Studio、DBeaver、Microsoft SQL Server Management Studio から Azure Data エクスプローラーに接続する方法の例を示します。
詳細については、Azure Data エクスプローラー での SQL Server エミュレーションの概要を参照してください。
LINQPad
Azure Data エクスプローラー が SQL サーバーであるかのように、LINQPad から Azure Data エクスプローラーに接続できます。
[接続の追加] を選択します。
[データ コンテキストを自動的にビルド] を設定します。
LINQPad ドライバーの [既定値 (LINQ to SQL)] を設定します。
[SQL Azure] を設定します。
サーバー用に、Azure Data Explorer のクラスター名を指定します。 例: mykusto.kusto.windows.net
サインイン用に [Windows 認証 (Active Directory)] を設定します。
[テスト] を選択して、接続を検証します。
[OK] を選択します。 ブラウザー ウィンドウに、データベースのツリー ビューが表示されます。
これで、データベース、テーブル、列を参照し、クエリ ウィンドウで SQLand LINQ クエリを実行できるようになりました。 SQL 言語を指定し、データベースへの接続を選択します。 たとえば、ブラウザー ウィンドウでテーブルを選択します。 [カウント] を選択し、実行します。
Azure Data Studio (1.3.4 以降)
Azure Data エクスプローラー が SQL サーバーであるかのように、Azure Data Studio から Azure Data エクスプローラーに接続できます。
Microsoft SQL Server の接続の種類を設定します。
サーバー名として、Azure Data Explorer のクラスター名を指定します。 例: mykusto.kusto.windows.net
MFA サポートを使用して、認証の種類 として Microsoft Entra ID - Universal を設定します。
Microsoft Entra ID でプロビジョニングされるアカウントを指定します。 たとえば、myname@contoso.com のようにします。 初めてアカウントを追加します。
データベース ピッカーを使用してデータベースを選択します。
[接続] を選択してデータベース ダッシュボードに移動し、接続を設定します。
[新しいクエリ] を選択してクエリ ウィンドウを開くか、ダッシュボードで [新しいクエリ] タスクを選択します。
DBeaver (5.3.3 以上)
Azure Data エクスプローラーと互換性のある方法で結果セットを処理するように DBeaver を構成するには:
- [ウィンドウ] メニューの [基本設定] を選択します。
- [エディター] セクションで [データ エディター] を選択します。
- [次のページの読み取り時にデータを更新する] がマークされている必要があります。
次に、Azure Data エクスプローラー が SQL サーバーであるかのように DBeaver から Azure Data エクスプローラーに接続します。
[データベース] メニューで、[新しい接続] を選択します。
[Azure] を探して、[Azure SQL Database] を設定します。 [次へ] を選択します。
ホストを指定します。 例: mykusto.kusto.windows.net
データベースを指定します。 例: mydatabase
警告
データベース名として「master」は使用しません。 Azure Data Explorer には特定のデータベースへの接続が必要です。
認証用の Active Directory - パスワードを設定します。
Active Directory ユーザーの資格情報を指定します。 たとえば myname@contoso.com を指定し、このユーザーに対応するパスワードを設定します。
[テスト接続...] を選択して、接続の詳細が正しいことを確認します。
Microsoft SQL Server Management Studio (v18.x)
Microsoft SQL Server Management Studio から Azure Data エクスプローラーに接続するには:
[接続] を選択し、[オブジェクト エクスプローラー] の下の [データベース エンジン] を選択します。
サーバー名として、Azure Data Explorer のクラスター名を指定します。 例: mykusto.region.kusto.windows.net。
認証用の MFA を使用して Microsoft Entra ID - Universal を設定し、ユーザー名を指定します。
オプションを選択します。
[データベースへの接続] の下の [サーバーの参照] を選択して使用可能なデータベースを参照します。
[はい] を選択して参照を続行します。
ウィンドウには、使用可能なすべてのデータベースのツリー ビューが表示されます。 そのデータベースに接続するデータベースを選択します。 別の方法として、[データベースへの接続] の下の [既定値] を選択し、[接続] を選択します。 次に、エクスプローラーオブジェクトにすべてのデータベースが表示されます。
Note
SSMS はデータベース スキーマを参照するのに相関サブクエリを使用するため、SSMS を使用したデータベース オブジェクトの参照はまだサポートされていません。 相関サブクエリは、Azure Data Explorer ではサポートされていません。 詳細については、「相関サブクエリ」を参照してください。
[新しいクエリ] を選択してクエリ ウィンドウを開き、データベースを設定します。
これで、クエリ ウィンドウからカスタム SQL クエリを実行できるようになりました。
PowerShell
次の例は、接続文字列を使用して PowerShell の ODBC ドライバーを使用してクラスターに接続する方法を示しています。
$conn = [System.Data.Common.DbProviderFactories]::GetFactory("System.Data.Odbc").CreateConnection()
$conn.ConnectionString = "Driver={ODBC Driver 17 for SQL Server};Server=mykustocluster.kusto.windows.net;Database=mykustodatabase;Authentication=ActiveDirectoryIntegrated"
$conn.Open()
$conn.GetSchema("Tables")
$conn.Close()