Azure Cosmos DB for PostgreSQL のバースト可能なコンピューティング
適用対象: Azure Cosmos DB for PostgreSQL (PostgreSQL の Citus データベース拡張機能を利用)
単一ノード クラスターでのバースト可能なコンピューティングは、開発環境や小規模なデータベースなど、ノードの CPU のフル パフォーマンスを継続的に必要としないワークロードに最適です。 このようなワークロードでは通常、負荷の急増に対応できることがパフォーマンスの要件となります。
Azure のバースト可能なコンピューティングのオプションを使用すると、ベースライン パフォーマンスを使用して単一ノードを構成し、ベースラインよりも使用量が少ないときにクレジットを貯めることができます。 ノードにクレジットが蓄積されていると、アプリケーションで必要な CPU パフォーマンスが高まった場合にベースライン以上のパフォーマンスを実現できます。 未使用の CPU クレジットのメトリックを使用して蓄積されているクレジットを追跡し、消費された CPU クレジットのメトリックを使用して使用済みのクレジットを追跡することができます。
重要
バースト可能なコンピューティングに対してスケーリングを使用できますが、次の特定の組み合わせに限られます。
- 1 仮想コア バースト可能を 2 仮想コア バースト可能に変更したり、その逆を行ったりできます。
- バースト可能な (1 または 2 仮想コア) 単一ノード構成を次のいずれかに変換できます
- 通常の (バースト不可能な) コンピューティングを使用する単一ノード クラスター。または
- マルチノード クラスター。
また、通常の (バースト不可能な) 単一ノードからバースト可能なコンピューティングに戻ることはできません。
次の手順
- バースト可能なコンピューティングの制限と制限事項を参照してください。
- 使用可能なクラスターのメトリックをレビューしてください。