GetCurrentDateTimeStatic (NoSQL クエリ)
適用対象: NoSQL
UTC (協定世界時) での現在の日付と時刻を ISO 8601 文字列として返します。
重要
この関数の "静的" バリエーションは、日付と時刻をパーティションごとに 1 回だけ取得します。 "非静的" バリエーションの詳細については、GetCurrentDateTime
を参照してください
構文
GetCurrentDateTimeStatic()
戻り値の型
UTC での現在の日付と時刻の文字列値をラウンド トリップ (ISO 8601) 形式で返します。
注意
ラウンドトリップ形式の詳細については、「.NET ラウンドトリップ形式」を参照してください。 ISO 8601 形式の詳細については、「ISO 8601」を参照してください。
例
この例では、パーティション キー パス /pk
を持つコンテナーを使用します。 コンテナーには 3 つの項目があり、2 つの項目が同じ論理パーティション内にあり、1 つの項目が異なる論理パーティションに存在します。
[
{
"id": "1",
"pk": "A"
},
{
"id": "2",
"pk": "A"
},
{
"id": "3",
"pk": "B"
}
]
この関数は、同じパーティション内の項目に対して同じ静的日時を返します。 比較のために、非静的関数は、クエリで一致する各項目について新しい日時の値を取得します。
SELECT
i.id,
i.pk AS partitionKey,
GetCurrentDateTime() AS nonStaticDateTime,
GetCurrentDateTimeStatic() AS staticDateTime
FROM
items i
[
{
"id": "1",
"partitionKey": "A",
"nonStaticDateTime": "2023-06-28T18:32:12.4500994Z",
"staticDateTime": "2023-06-28T18:32:12.4499507Z"
},
{
"id": "2",
"partitionKey": "A",
"nonStaticDateTime": "2023-06-28T18:32:12.4501101Z",
"staticDateTime": "2023-06-28T18:32:12.4499507Z"
},
{
"id": "3",
"partitionKey": "B",
"nonStaticDateTime": "2023-06-28T18:32:12.4501181Z",
"staticDateTime": "2023-06-28T18:32:12.4401181Z"
}
]
Note
異なる論理パーティション内の項目が、同じ物理パーティションに存在する可能性があります。 このシナリオでは、静的な日付と時刻の値は同じになります。
注釈
- この静的関数は、パーティションごとに 1 回呼び出されます。
- 静的バージョンのシステム関数はそれぞれの値をバインド中に 1 度だけ取得するのであって、同じ関数の非静的バージョンの場合と同様にランタイムで繰り返し実行するのではありません。