Studio 3T を使用して Azure Cosmos DB アカウントに接続する

適用対象: MongoDB

Studio 3T を使用して Azure Cosmos DB の MongoDB 用 API に接続するには、次のことを行う必要があります。

• Studio 3T をダウンロードしてインストールします。
• Azure Cosmos DB アカウントの接続文字列情報を取得します。

Studio 3T で接続を作成する

Studio 3T 接続マネージャーに Azure Cosmos DB アカウントを追加するには、次の手順を行います。

1. 「Azure Cosmos DB への MongoDB アプリケーションの接続」の記事にある手順を使用して、Azure Cosmos DB の MongoDB 用 API アカウントの接続情報を取得します。

   

2. [Connect (接続)] をクリックして接続マネージャーを開き、 [New Connection (新しい接続)] をクリックします。

   

3. [New Connection]\(新しい接続) ウィンドウの [Server]\(サーバー) タブで、Azure Cosmos DB アカウントのホスト (FQDN) とポートを入力します。

   

4. [新しい接続] ウィンドウの [認証] タブで、 [Basic (MONGODB-CR or SCRAM-SHA-1)](基本 (MONGODB-CR または SCRAM-SHA-1)) の認証モードを選択し、ユーザー名とパスワードを入力します。 既定の認証データベース (admin) をそのまま使用するか、または独自の値を指定します。

   

5. [New Connection (新しい接続)] ウィンドウの [SSL] タブで、 [Use SSL protocol to connect (SSL プロトコルを使用して接続する)] チェック ボックスをオンにし、 [Accept server self-signed SSL certificates (サーバー自己署名 SSL 証明書を受け付ける)] オプション ボタンをオンにします。

   

6. [Test Connection (接続のテスト)] をクリックして接続情報を検証し、 [OK] をクリックして [New Connection (新しい接続)] ウィンドウに戻り、 [Save (保存)] をクリックします。

   

Studio 3T を使用してデータベース、コレクション、およびドキュメントを作成する

Studio 3T を使用してデータベース、コレクション、およびドキュメントを作成するには、次の手順を実行します。

1. 接続マネージャーで目的の接続を強調表示し、 [Connect (接続)] をクリックします。

   

2. ホストを右クリックし、 [データベースの追加] を選択します。 データベースの名前を指定し、 [OK] をクリックします。

   

3. データベースを右クリックし、 [コレクションの追加] を選択します。 コレクションの名前を指定し、 [Create (作成)] をクリックします。

   

4. [Collection (コレクション)] メニュー項目をクリックし、 [Add Document (ドキュメントの追加)] をクリックします。

   

5. [Add Document (ドキュメントの追加)] ダイアログに次の情報を貼り付けて [Add Document (ドキュメントの追加)] をクリックします。

   {
       "_id": "AndersenFamily",
       "lastName": "Andersen",
       "parents": [
           { "firstName": "Thomas" },
           { "firstName": "Mary Kay"}
       ],
       "children": [
           {
               "firstName": "Henriette Thaulow", "gender": "female", "grade": 5,
               "pets": [{ "givenName": "Fluffy" }]
           }
       ],
       "address": { "state": "WA", "county": "King", "city": "seattle" },
       "isRegistered": true
   }
   

6. 今度は次の内容を含む別のドキュメントを追加します。

   {
       "_id": "WakefieldFamily",
       "parents": [
           { "familyName": "Wakefield", "givenName": "Robin" },
           { "familyName": "Miller", "givenName": "Ben" }
       ],
       "children": [
           {
               "familyName": "Merriam",
               "givenName": "Jesse",
               "gender": "female", "grade": 1,
               "pets": [
                   { "givenName": "Goofy" },
                   { "givenName": "Shadow" }
               ]
           },
           {
               "familyName": "Miller",
               "givenName": "Lisa",
               "gender": "female",
               "grade": 8 }
       ],
       "address": { "state": "NY", "county": "Manhattan", "city": "NY" },
       "isRegistered": false
   }
   

7. サンプル クエリを実行します。 たとえば姓が "Andersen" である世帯を検索し、parents フィールドと state フィールドを取得します。

   

次のステップ

• Azure Cosmos DB の MongoDB 用 API と共に Robo 3T を使用する方法を学びます。
• Azure Cosmos DB の MongoDB 用 API を使用した MongoDB のサンプルを調査します。
• Azure Cosmos DB への移行のための容量計画を実行しようとしていますか? 容量計画のために、既存のデータベース クラスターに関する情報を使用できます。
  • 既存のデータベース クラスター内の仮想コアとサーバーの数のみがわかっている場合は、仮想コア数または仮想 CPU 数を使用した要求ユニットの見積もりに関するページを参照してください
  • 現在のデータベース ワークロードに対する通常の要求レートがわかっている場合は、Azure Cosmos DB Capacity Planner を使用した要求ユニットの見積もりに関するページを参照してください