(非推奨) Kubernetes 向け Azure Container Service の紹介

ヒント

Azure Kubernetes Service を使用するこの記事の更新版については、Azure Kubernetes Service (AKS) の概要に関する記事をご覧ください。

警告

Azure Container Service (ACS) は非推奨となっています。 ACS に新しい機能が追加されることはありません。 API、ポータルのエクスペリエンス、CLI コマンド、ドキュメントはすべて非推奨としてマークされます。

Azure Kubernetes Service (AKS) は、Kubernetes の管理、デプロイ、および運用を簡素化するために 2017 年に導入されました。 Kubernetes オーケストレーターを使用する場合は、2020 年 1 月 31 日までに AKS に移行してください。 まずは、Azure Kubernetes Service への移行に関するページを参照してください。

詳細については、Azure.com で Azure Container Service の非推奨化に関するお知らせを参照してください。

Kubernetes 向けの Azure Container Service を使用すると、コンテナー化されたアプリケーションを実行するように事前構成されている仮想マシンのクラスターを簡単に作成、構成、および管理できます。 これにより、既存のスキルを使用して、または増え続けている大規模な専門家コミュニティの知恵に頼って、Microsoft Azure にコンテナーベースのアプリケーションをデプロイおよび管理できます。

Azure Container Service を使用することで、Kubernetes とDocker イメージのフォーマットを介してアプリケーションの移植性を維持しながら、エンタープライズ レベルの Azure の機能を活用することができます。

Kubernetes 向け Azure Container Service の使用

Azure Container Service は、今日お客様に人気のあるオープンソースのツールとテクノロジを使用することで、コンテナー ホスト環境を提供することを目的としています。 この目的のために、標準の Kubernetes API エンドポイントを公開します。 これらの標準のエンドポイントを使用することにより、Kubernetes クラスターと通信できる任意のソフトウェアを活用できます。 たとえば、kubectl、helm、draft を選択できます。

Azure Container Service を使用した Kubernetes クラスターの作成

Azure Container Service の使用を開始するには、Azure CLI を使用するか、ポータル (Marketplace で Azure Container Service を検索) 経由で、Azure Container Service クラスターをデプロイします。 Azure Resource Manager テンプレートを細かく制御する必要がある上級ユーザーの場合は、オープン ソースの acs-engine プロジェクトを使用して、独自のカスタム Kubernetes クラスターを構築し、これを az CLI 経由でデプロイできます。

Kubernetes の使用

この Kubernetes により、コンテナー化されたアプリケーションのデプロイ、スケーリング、および管理が自動化されます。 Kubernetes には、次に示す豊富な機能セットが用意されています。

• 自動ビンパッキング
• 自己復旧
• 水平方向のスケーリング
• サービス検出と負荷分散
• 自動化されたロールアウトとロールバック
• シークレットと構成管理
• ストレージ オーケストレーション
• バッチ実行

Azure Container Service を使用してデプロイされた Kubernetes のアーキテクチャ図は以下のとおりです。

ビデオ

Azure Container Service における Kubernetes のサポート (Azure Friday、2017 年 1 月):

Kubernetes でのアプリケーションの開発およびデプロイに使用するツール (Azure OpenDev、2017 年 6 月):

次のステップ

Kubernetes クイックスタートを確認し、Azure Container Service を今すぐ開始します。