次の方法で共有


ブラウザーから詳細ログを収集する方法

基になるレイヤー内で問題が発生した場合、Web ログに加えて詳細ログを収集すると、貴重な情報が得られます。

ブラウザーから詳細ログを収集するには、特定のコマンド ライン引数を使用して Web ブラウザー セッションを開始します。 ブラウザー内でビデオ アプリケーションを開き、デバッグするシナリオを実行します。 シナリオが実行されたら、ブラウザーを閉じてかまいません。 ログの収集中は、必ずブラウザーで必要なタブのみを開いたままにしてください。

Edge ブラウザーの詳細ログを収集するには、コマンド ライン ウィンドウを開き、以下を実行します。

"C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe" --user-data-dir=C:\edge-debug --enable-logging --v=0 --vmodule=*/webrtc/*=2,*/libjingle/*=2,*media*=4 --no-sandbox

Chrome の場合は、コマンド内の実行可能パスを C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe に置き換えます。

--user-data-dir 引数は省略しないでください。 この引数は、ログを保存する場所を指定するために使用されます。

このコマンドにより、詳細ログが有効になり、ログが chrome_debug.log に保存されます。 edge://webrtc-internals やアプリケーション Web ページなど、Edge ブラウザーで必要なページのみを開くことが重要です。 必要なページのみを開いたままにしておくと、確実に異なる Web アプリケーションのログが同じログ ファイルに混在しないようになります。

ログ ファイルは C:\edge-debug\chrome_debug.log にあります。

詳細ログは、ブラウザーが指定されたコマンド ラインで開かれるたびにフラッシュされます。 そのため、ブラウザーを閉じた後、ログをコピーし、そのファイル サイズと変更時間を確認して、詳細ログが含まれていることを確かめる必要があります。