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Azure にクラウド サービスをデプロイするときの LocationNotFoundForRoleSize のトラブルシューティング

  • [アーティクル]

重要

Cloud Services (クラシック) は、2024 年 9 月 1 日をもって、すべてのお客様に対して非推奨になりました。 実行中の既存のデプロイはすべて Microsoft によって停止およびシャットダウンされ、2024 年 10 月以降、そのデータは永久に失われます。 新しいデプロイでは、新しい Azure Resource Manager ベースのデプロイ モデル、 Azure Cloud Services (延長サポート) を使用してください。

この記事では、Azure クラウド サービス (クラシック) をデプロイするときに仮想マシン (VM) のサイズを使用できない割り当てエラーのトラブルシューティングを行います。

インスタンスをクラウド サービス (クラシック) にデプロイした場合や、新しい Web ロール インスタンスまたは worker ロール インスタンスを追加した場合に、Microsoft Azure によってコンピューティング リソースが割り当てられます。

これらの操作を行っているとき、Azure サブスクリプションの制限に達していなくても、エラーが発生する場合があります。

ヒント

この情報は、サービスのデプロイを計画する場合にも役立ちます。

症状

Azure portal で、ご利用のクラウド サービス (クラシック) に移動し、サイドバーの [操作ログ (クラシック)] を選択してログを表示します。

[操作ログ (クラシック)] ペインを示すスクリーンショット。

Cloud Service (クラシック) のログを調べると、以下の例外が見つかります。

例外の種類 エラー メッセージ
LocationNotFoundForRoleSize 操作 '{Operation ID}' が失敗しました: '要求された VM 層は、現在、このサブスクリプションのリージョン ({Region ID}) では利用できません。 別の層を試すか、別の場所にデプロイしてください。'。

原因

デプロイ先のリージョンまたはクラスターに容量の問題があります。 LocationNotFoundForRoleSize 例外は、選択したリソース SKU (仮想マシンのサイズ) が、指定したリージョンで使用できないものである場合に発生します。

リージョンの SKU を見つける

このシナリオでは、クラウド サービス (クラシック) のデプロイのために別のリージョンまたは SKU を選択する必要があります。 クラウド サービス (クラシック) をデプロイまたはアップグレードする前に、リージョンまたは可用性ゾーンで使用できる SKU を確認します。 次の Azure CLI、PowerShell、または REST API プロセスを使用します。

Azure CLI を使用してリージョン内の SKU を一覧表示する

az vm list-skus コマンドを使用できます。

  • 出力をフィルター処理で使用中の場所に絞り込むには、--location パラメーターを使用します。
  • 名前の一部で検索するには、--size パラメーターを使用します。
  • 詳細については、「SKU 利用不可エラーを解決する」のガイドを参照してください。

このサンプル コマンドでは、次の結果が生成されます。

az vm list-skus --location southcentralus --size Standard_F --output table

コマンド実行の Azure CLI 出力を示すスクリーンショット。使用可能な SKU が表示されています。

PowerShell を使用してリージョン内の SKU を一覧表示する

Get-AzComputeResourceSku コマンドを使用できます。

  • 結果を場所でフィルター処理します。
  • このコマンドには、PowerShell の最新バージョンが必要です。
  • 詳細については、「SKU 利用不可エラーを解決する」のガイドを参照してください。

このコマンドは、場所によってフィルター処理します。

Get-AzComputeResourceSku | where {$_.Locations -icontains "centralus"}

サイズ Standard_DS14_v2 を含む場所を見つけます。

Get-AzComputeResourceSku | where {$_.Locations.Contains("centralus") -and $_.ResourceType.Contains("virtualMachines") -and $_.Name.Contains("Standard_DS14_v2")}

サイズ V3 を含む場所を見つけます。

Get-AzComputeResourceSku | where {$_.Locations.Contains("centralus") -and $_.ResourceType.Contains("virtualMachines") -and $_.Name.Contains("v3")} | fc

REST API を使用してリージョン内の SKU を一覧表示する

「リソース SKU - 一覧」の操作を使用できます。 次の形式で利用可能な SKU とリージョンを返します。

{
  "value": [
    {
      "resourceType": "virtualMachines",
      "name": "Standard_A0",
      "tier": "Standard",
      "size": "A0",
      "locations": [
        "eastus"
      ],
      "restrictions": []
    },
    {
      "resourceType": "virtualMachines",
      "name": "Standard_A1",
      "tier": "Standard",
      "size": "A1",
      "locations": [
        "eastus"
      ],
      "restrictions": []
    },
      <<The rest of your file is located here>>
  ]
}

次のステップ

割り当てエラーに関する他の解決策と、割り当てエラーが発生する理由の詳細な説明については、以下を参照してください。

割り当てエラー - クラウド サービス (クラシック)

この記事で Azure の問題に対処できない場合は、MSDN および Stack Overflow の Azure 関連フォーラムを参照してください。 問題を、これらのフォーラムまたは X の @AzureSupport に投稿できます。Azure サポート要求を送信することもできます。 サポート要求を送信するには、[Azure サポート] ページで [サポートを受ける] を選択します。