構成方法と Azure クラウド サービス (クラシック)
重要
2024 年 9 月 1 日に、すべてのお客様に対して Cloud Services (クラシック) は非推奨になりました。 既存の実行中のデプロイはすべて Microsoft によって停止およびシャットダウンされ、2024 年 10 月以降、データは永久的に失われます。 新しいデプロイでは、新しい Azure Resource Manager ベースのデプロイ モデル、 Azure Cloud Services (延長サポート) を使用してください。
クラウド サービスで最もよく使用される設定は Azure Portal で構成できます。 また、構成ファイルを直接更新する場合は、サービス構成ファイルをダウンロードして内容を更新し、更新したファイルをアップロードして、クラウド サービスの構成を更新します。 どちらの方法でも、構成の更新はすべてのロール インスタンスに適用されます。
また、クラウド サービス ロールまたはリモート デスクトップのインスタンスを管理することもできます。
Azure で構成の更新中に 99.95% の可用性を保証できるのは、各ロールに少なくとも 2 つのロール インスタンスがある場合だけです。 この場合、1 台の仮想マシンでクライアントからの要求を処理し、もう 1 台で更新を行うことができます。 詳細については、「 サービス レベル アグリーメント」を参照してください。
クラウド サービスの変更
Azure Portalを開いた後、クラウド サービスに移動します。 ここから、多くの部分を管理します。
[設定] または [すべての設定] リンクからは [設定] が開き、[プロパティ] の変更、[構成] の変更、[証明書] の管理、[アラート ルール] のセットアップ、このクラウド サービスへのアクセス権を持つ [ユーザー] の管理を行うことができます。
ゲスト OS バージョンの管理
既定では、ゲスト OS は、サービス構成 (.cscfg) で指定した Windows Server 2016 などの OS ファミリー内で、サポートされている最新のイメージに定期的に更新されます。
特定の OS バージョンを対象とする必要がある場合は、 [構成] で設定できます。
重要
特定の OS バージョンを選択すると、OS の自動更新は無効になり、パッチ適用はユーザー自身の責任で行う必要があります。 ロール インスタンスが確実に更新プログラムを受け取らないと、アプリケーションのセキュリティが脆弱になる可能性があります。
監視
クラウド サービスにアラートを追加できます。 [設定]>[アラート ルール]>[アラートの追加] の順に選択します。
ここでは、アラートをセットアップできます。 [メトリック] ドロップダウン ボックスの一覧で、次の種類のデータのアラートを設定できます。
- ディスクの読み取り
- ディスクの書き込み
- ネットワーク受信
- ネットワーク送信
- CPU の割合
メトリック タイルから監視を構成する
[設定]>[アラート ルール] を使用する代わりに、クラウド サービス ブレードの [監視] セクションでいずれかのメトリック タイルを選択する方法もあります。
ここからは、タイルで使用するグラフをカスタマイズしたり、アラート ルールを追加したりできます。
再起動、再イメージ化、またはリモート デスクトップ
Azure Portal (リモート デスクトップの設定)、PowerShell、または Visual Studio を使用してリモート デスクトップを設定できます。
クラウド サービスの再起動、再イメージ化、またはリモート接続を行うには、クラウド サービス インスタンスを選択します。
リモート デスクトップ接続の開始、インスタンスのリモート再起動、インスタンスのリモートでの再イメージ化 (新しいイメージで開始) を行うことができます。
.cscfg を再構成する
サービス構成 (cscfg) ファイルを使用してクラウド サービスを再構成することが必要な場合があります。 .cscfg ファイルをダウンロードし、変更して、アップロードする必要があります。
[設定] アイコンまたは [すべての設定] リンクを選択して、[設定] を開きます。
[構成] 項目を選択します。
[ダウンロード] ボタンを選択します。
サービス構成ファイルを更新した後、次のステップでファイルをアップロードして構成の更新内容を適用します。
.cscfg ファイルを選択し、[OK]を選択します。