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基本アラートを設定する

問題が発生したときに通知を受け取ることは、リソース管理の重要な部分です。 アラートにより、メトリック、ログ、サービスの正常性の問題からのトリガーに基づいて、クリティカルな状態が事前に通知されます。 Azure サーバー管理サービスのオンボードの一環として、IT チームによる問題把握に役立つアラートと通知を設定できます。

Azure Monitor アラート

Azure Monitor にはアラート機能があり、問題が発生したときにメールやメッセージで通知を受け取ることができます。 これらの機能は、サーバーやその他のリソースによって生成されるログやメトリックなどの共通データ監視プラットフォームに基づいています。 Azure Monitor の共通のツール セットを使用すると、複数のリソースから結合されたデータを分析し、それを使用してアラートをトリガーできます。 こうしたトリガーには次のものが含まれます。

  • メトリックの値。
  • ログの検索クエリ。
  • アクティビティ ログのイベント。
  • 基になっている Azure プラットフォームの正常性。
  • Web サイトの可用性のテスト。

このサービスによって収集される監視データの提供元の詳しい説明については、Azure Monitor データ ソースの一覧に関するページを参照してください。

Azure portal を使用して手動でアラートを作成および管理する方法の詳細については、Azure Monitor のドキュメントを参照してください。

このガイドでは、基本的なインフラストラクチャを監視する 15 種類のアラートを作成することをお勧めします。 デプロイ スクリプトは、Alert Toolkit GitHub リポジトリにあります。

このパッケージでは、次のアラートが作成されます。

  • ディスク領域不足
  • 使用可能なメモリが少ない
  • CPU 使用率が高い
  • 予期しないシャットダウン
  • 破損したファイル システム
  • 一般的なハードウェア障害

このパッケージでは、例として HPE サーバー ハードウェアが使用されています。 関連付けられている構成ファイルの設定を、お使いの OEM ハードウェアを反映するように変更します。 構成ファイルに、パフォーマンス カウンターをさらに追加することもできます。 パッケージをデプロイするには、New-CoreAlerts.ps1 ファイルを実行します。

次のステップ

継続中の運用をサポートする運用とセキュリティのメカニズムについて学習します。