チュートリアル: レポートの構成と表示
このチュートリアルでは、Azure ビジネス継続性センターでレポートを設定および表示する方法について説明します。
Azure ビジネス継続性センターは、バックアップ管理者とディザスター リカバリー管理者が Azure Backup と Azure Site Recovery に関連する長期データについての分析情報を得るためにレポート ソリューションを提供します。 このソリューションには以下が含まれます。
- 使用されるクラウド ストレージの割り当てと分析。
- バックアップおよび復元を監査します。
- さまざまな詳細レベルで主要な傾向を特定します。
Azure ビジネス継続性センターのレポート ソリューションは、Azure Monitor ログと Azure ブックを使用します。 これらのリソースを使用すると、Azure Backup または Azure Site Recovery で保護されている資産についての分析情報を得ることができます。
レポートの構成
バックアップおよびサイトの回復のレポートを設定するには、次の手順に従います。
Azure portal にサインインします。
-
バックアップ レポート データを格納するために、1 つ以上の Log Analytics ワークスペースを設定します。 この Log Analytics ワークスペースの場所とサブスクリプションは、コンテナーが配置またはサブスクライブされている場所とは異なるものにすることができます。
より長い期間のデータを表示するには、Log Analytics ワークスペースの保持期間を変更します。 Log Analytics ワークスペースのデータは、既定では "30 日間" 保持されます。
-
Recovery Services ボールトなどの Azure Resource Manager リソースは、バックアップとサイトの回復ジョブに関する情報を診断データとして記録します。
Azure Backup と Azure Site Recovery の手順を使用して、BCDR 資産の診断設定を構成することもできます。
Note
診断構成後、最初のデータ プッシュが完了するまでに最大 "24 時間" かかります。 データが Log Analytics ワークスペースに移行されると、当日のデータがレポートで使用できないため、レポートにデータが表示されるまでに時間がかかることがあります。
規約の詳細について確認してください。
Azure ビジネス継続性センターでレポートを表示する
Log Analytics にデータを送信するようにコンテナーを構成した 2 日後からレポートの表示を開始することをお勧めします。
ボールトを設定した後に (データを Log Analytics ワークスペースに転送するため) レポートを表示するには、次の手順に従います。
Azure portal にサインインします。
[ビジネス継続性センター]>[監視とレポート]>[レポート] に移動します。
Azure ビジネス継続性センターには、監査および実行目的で履歴データをフェッチするのに役立つ、Azure Backup と Azure Site Recovery のさまざまなレポートが用意されています。
Azure Backup と Azure Site Recovery に必要なレポートの種類を選択します。
その他のレポート機能
Azure ビジネス継続性センターが提供するレポート ソリューションには、次の機能も含まれています。
Note
BCDR レポートの予期される動作については、BCDR レポートで使用される規約に関する記事を参照してください。