Bot Connector API を使用してメッセージに推奨されるアクションを追加する
推奨される操作では、ボットによってユーザーがタップして入力できるボタンを表示させることができます。 推奨される操作は作成ツールの近くに表示され、キーボードを使って返信を入力することなく、ユーザーが質問に回答したり、ボタンをタップするだけで選択したりできるようにすることで、ユーザー エクスペリエンスを向上させます。 (タップされた後でも表示されたままとなり、ユーザーがアクセスできる) リッチ カード内に表示されるボタンとは異なり、推奨される操作ウィンドウ内に表示されるボタンは、ユーザーが選択を行った後は表示されなくなります。 これにより、ユーザーが会話内の古いボタンをタップするのを防ぎ、ボットの開発が簡素化されます。
推奨されるアクションの送信
推奨されるアクションをメッセージに追加するには、Activity オブジェクトの suggestedActions
プロパティを設定して、ユーザーに表示されるボタンを表す CardAction オブジェクトのリストを指定します。
次の要求では、3 つの推奨されるアクションをユーザーに提示するメッセージが送信されます。 この要求の例で、https://smba.trafficmanager.net/teams
はベース URI を示しています。ご利用のボットによって発行される要求に対するベース URI は、これとは異なる場合があります。 ベース URI の設定の詳細については、API リファレンスに関する記事をご覧ください。
POST https://smba.trafficmanager.net/teams/v3/conversations/abcd1234/activities/5d5cdc723
Authorization: Bearer ACCESS_TOKEN
Content-Type: application/json
{
"type": "message",
"from": {
"id": "12345678",
"name": "sender's name"
},
"conversation": {
"id": "abcd1234",
"name": "conversation's name"
},
"recipient": {
"id": "1234abcd",
"name": "recipient's name"
},
"text": "I have colors in mind, but need your help to choose the best one.",
"inputHint": "expectingInput",
"suggestedActions": {
"actions": [
{
"type": "imBack",
"title": "Blue",
"value": "Blue"
},
{
"type": "imBack",
"title": "Red",
"value": "Red"
},
{
"type": "imBack",
"title": "Green",
"value": "Green"
}
]
},
"replyToId": "5d5cdc723"
}
ユーザーが推奨されるアクションのいずれかをタップすると、対応するアクションの value
を含むメッセージがユーザーからボットに送信されます。