Microsoft.Common.FileUpload UI 要素
アップロードするファイルを 1 つまたは複数指定できるコントロールです。
UI サンプル
スキーマ
{
"name": "element1",
"type": "Microsoft.Common.FileUpload",
"label": "Some file upload",
"toolTip": "",
"constraints": {
"required": true,
"accept": ".doc,.docx,.xml,application/msword"
},
"options": {
"multiple": false,
"uploadMode": "file",
"openMode": "text",
"encoding": "UTF-8"
},
"visible": true
}
サンプル出力
options.multiple
がfalse
され、options.uploadMode
がfile
場合、出力には JSON 文字列としてファイルの内容が含まれます。
"Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua."
options.multiple
がtrue
され、options.uploadMode
がfile
されている場合、出力には JSON 配列としてファイルの内容が含まれます。
[
"Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua.",
"Ut enim ad minim veniam, quis nostrud exercitation ullamco laboris nisi ut aliquip ex ea commodo consequat.",
"Duis aute irure dolor in reprehenderit in voluptate velit esse cillum dolore eu fugiat nulla pariatur.",
"Excepteur sint occaecat cupidatat non proident, sunt in culpa qui officia deserunt mollit anim id est laborum."
]
options.multiple
がfalse
され、options.uploadMode
がurl
されている場合、出力には JSON 文字列としての URL が含まれます。
"https://contoso.blob.core.windows.net/pictures/profile.jpg?sv=2013-08-15&st=2013-08-16&se=2013-08-17&sr=c&sp=r&rscd=file;%20attachment&rsct=binary &sig=YWJjZGVmZw%3d%3d&sig=a39%2BYozJhGp6miujGymjRpN8tsrQfLo9Z3i8IRyIpnQ%3d"
options.multiple
がtrue
され、options.uploadMode
がurl
場合、出力には JSON 配列としての URL の一覧が含まれます。
[
"https://contoso.blob.core.windows.net/pictures/profile1.jpg?sv=2013-08-15&st=2013-08-16&se=2013-08-17&sr=c&sp=r&rscd=file;%20attachment&rsct=binary &sig=YWJjZGVmZw%3d%3d&sig=a39%2BYozJhGp6miujGymjRpN8tsrQfLo9Z3i8IRyIpnQ%3d",
"https://contoso.blob.core.windows.net/pictures/profile2.jpg?sv=2013-08-15&st=2013-08-16&se=2013-08-17&sr=c&sp=r&rscd=file;%20attachment&rsct=binary &sig=YWJjZGVmZw%3d%3d&sig=a39%2BYozJhGp6miujGymjRpN8tsrQfLo9Z3i8IRyIpnQ%3d",
"https://contoso.blob.core.windows.net/pictures/profile3.jpg?sv=2013-08-15&st=2013-08-16&se=2013-08-17&sr=c&sp=r&rscd=file;%20attachment&rsct=binary &sig=YWJjZGVmZw%3d%3d&sig=a39%2BYozJhGp6miujGymjRpN8tsrQfLo9Z3i8IRyIpnQ%3d"
]
CreateUiDefinition.jsonをテストすると、ブラウザーコンソールのMicrosoft.Common.FileUpload
要素によって生成された URL が一部のブラウザーで切り捨てられます。 完全な URL をコピーするには、個々のリンクを右クリックする必要がある場合があります。
解説
constraints.accept
は、ブラウザーのファイル ダイアログに表示されるファイルの種類を指定します。 HTML5 の仕様を参照して、使用できる値を確認します。 既定値はnull
です。options.multiple
がtrue
に設定されている場合、ユーザーはブラウザーのファイル ダイアログで複数のファイルを選択できます。 既定値はfalse
です。- この要素は、
options.uploadMode
の値に基づいた 2 つのモードでのファイルのアップロードをサポートしています。file
指定した場合、出力には BLOB としてファイルの内容が含まれます。url
が指定されている場合、ファイルは一時的な場所にアップロードされ、出力には BLOB の URL が含まれます。 一時的な BLOB は 24 時間後に消去されます。 既定値はfile
です。 - アップロードされたファイルは保護されます。 出力 URL には、デプロイ中にファイルにアクセスするための SAS トークンが含まれています。
options.openMode
の値はファイルの読み取り方法を決定します。 ファイルがプレーン テキストである必要がある場合は、text
指定binary
。 既定値はtext
です。options.uploadMode
がfile
に設定され、options.openMode
がbinary
に設定されている場合、出力は base64 でエンコードされます。options.encoding
はファイルを読み取る際に使用するエンコード方法を指定します。 既定値はUTF-8
であり、options.openMode
がtext
に設定されている場合にのみ使用されます。
次のステップ
- UI 定義の作成の概要については、「CreateUiDefinition の基本概念」を参照してください。
- UI 要素の共通プロパティの説明については、「CreateUiDefinition の要素」を参照してください。