Using ステートメント
Bicep パラメーター ファイルの using
ステートメントは、Bicep パラメーター ファイルを、Bicep ファイル、ARM JSON テンプレート、または Bicep モジュール、あるいはテンプレート スペックに関連付けます。Bicep パラメーター ファイルには必ず using
宣言が必要です。
Note
Bicep パラメーター ファイルは、Bicep CLI バージョン 0.18.4 以降、Azure CLI バージョン 2.47.0 以降、Azure PowerShell バージョン 9.7.1 以降でのみサポートされています。
ARM JSON テンプレート、Bicep モジュール、テンプレート スペックでこのステートメントを使用するには、Bicep CLI バージョン 0.22.6 以降 および Azure CLI バージョン 2.53.0 以降が必要です。
構文
Bicep ファイルを使用するには:
using '<path>/<file-name>.bicep'
ARM JSON テンプレートを使用するには:
using '<path>/<file-name>.json'
パブリック モジュールを使用するには:
using 'br/public:<file-path>:<tag>'
次に例を示します。
using 'br/public:avm/res/storage/storage-account:0.9.0' param name = 'mystorage'
プライベート モジュールを使用するには:
using 'br:<acr-name>.azurecr.io/bicep/<file-path>:<tag>'
次に例を示します。
using 'br:myacr.azurecr.io/bicep/modules/storage:v1'
bicepconfig.json で定義された別名でプライベート モジュールを使用するには:
using 'br/<alias>:<file>:<tag>'
次に例を示します。
using 'br/storageModule:storage:v1'
テンプレート スペックを使用するには:
using 'ts:<subscription-id>/<resource-group-name>/<template-spec-name>:<tag>
次に例を示します。
using 'ts:00000000-0000-0000-0000-000000000000/myResourceGroup/storageSpec:1.0'
bicepconfig.json で定義された別名でテンプレート スペックを使用するには:
using 'ts/<alias>:<template-spec-name>:<tag>'
次に例を示します。
using 'ts/myStorage:storageSpec:1.0'
次のステップ
- Bicep パラメーター ファイルの詳細については、パラメーター ファイルに関するページを参照してください。
- bicepconfig.json で別名を構成する方法については、Bicep 構成ファイルに関するページを参照してください。