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例外数の異常な上昇 (プレビュー)

Note

Application Insight リソースをアラートベースのスマート検出 (プレビュー) に移行できます。 移行によって、さまざまなスマート検出モジュールのアラート ルールが作成されます。 作成されたこれらのルールは、他の Azure Monitor アラート ルールと同じように管理および構成できます。 これらのルールのアクション グループを構成して、新たな検出時のアクションの実行や通知のトリガーを行うための複数の方法を有効にすることもできます。

詳しくは、スマート検出アラートの移行に関する記事をご覧ください。

スマート検出では、アプリケーションでスローされた例外を自動的に分析し、例外のテレメトリの異常について警告を出すことができます。

この機能を使うには、アプリの例外レポートを構成する以外に、特別なセットアップは必要ありません。 アプリケーションで、例外のテレメトリが十分に生成されると、この機能が有効になります。

この種類のスマート検出通知はどのような場合に取得されますか。

日中、特定の種類の例外の数がアプリで異常に増えた場合に、この種類の通知が送信されます。 例外数は、過去 7 日間のデータから計算した基準と比較されます。 アプリケーション使用量の自然な増加を考慮しながら、機械学習アルゴリズムによって例外数の上昇を検出します。

アプリに問題があるのは確かですか

いいえ。通知は、アプリに確実に問題があることを示すものではありません。 多すぎる例外数は通常はアプリケーションの問題を示しますが、問題によるものではなくアプリケーションで正しく処理される可能性もあります。

どのように修正すればよいですか

通知には、診断プロセスでサポートされる診断情報が含まれています。

  1. トリアージ。 通知は、影響を受けるユーザーまたは要求の数を示します。 この情報を基に、問題に優先順位を割り当てることができます。
  2. 範囲。 問題の影響を受けるのはすべてのトラフィックか、それとも一部の操作だけか。 この情報を通知から取得できます。
  3. 診断。 検出データには、例外をスローしたメソッドや例外の種類の情報が含まれます。 サポート情報にリンクしている関連項目とレポートを使用して、問題の詳細な診断に役立てることもできます。