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パッケージ

AKS 用 Azure Linux コンテナー ホストは、何千ものパッケージをサポートする Microsoft Azure Linux ディストリビューションに基づいています。 コンテナー ホストには、お客様のオペレーティング システムと Kubernetes のニーズに基づく、これらのパッケージのサブセットが含まれています。 このキュレーション パッケージのセットには、お客様やオープンソース コミュニティからのフィードバックに基づいた、コンテナー ワークロードを実行するための最もリクエストが多く必要性が高いパッケージが入っています。

Azure Linux コンテナー ホスト パッケージの一覧

Azure Linux コンテナー ホスト パッケージ リストには、Azure Linux VM を実行するために必要なすべての依存関係が含まれており、必要な Azure Kubernetes Service の依存関係があればそれも取り込まれています。 Azure Linux コンテナー ホスト内のすべてのパッケージの一覧は、こちらで確認できます。

AKS によって新しいイメージがリリースされるたびに、AKS Azure Linux リリース ノート フォルダーが新しい latest.txt ファイルで更新されます。このファイルには最新のパッケージ リストの詳細が記述されています。 以前のイメージ パッケージ リストと最新のイメージ リリース内の各パッケージの過去のバージョンは GitHub リポジトリで確認できます。 以前のイメージ リリースごとに、名前付け規則が YYYY.MM.DD.txt となっている対応する .txt ファイル (YYYY.MM.DD は以前のイメージ リリースそれぞれの日付) を見つけることができます。

Note

実行中の Azure Linux コンテナー ホスト クラスター上のパッケージは、packages.microsoft.com で新しいパッケージがリリースされると、最新バージョンに自動的に更新されてしまう可能性があります。

Azure Linux コンテナー ホスト パッケージ セットの主な利点の 1 つは、カーネル パッケージです。 Azure Linux コンテナー ホストの Linux カーネル パッケージは、少なくとも月に 2 回パッチが適用されて更新されます。 このパッケージは Microsoft チーム全体によって管理および所有されているため、安全であり開発用のすべての最新の更新が含まれていることが保証されています。

クラスター内のパッケージ バージョンの決定

コンテナー ホストに直接アクセスできる場合は、ホスト自体からパッケージのクエリを実行できます。

インストールされているすべてのパッケージとそのバージョンを一覧表示するには、次のコマンドを実行します。

rpm -qa

個々のパッケージがいつインストールされたかを確認するには、次のコマンドを実行します。

cat /var/log/dnf.log

コンテナー ホストに直接アクセスできない場合は、ノード イメージ バージョンの日付から逆算して、クラスター内のパッケージ バージョンを確認できます。

nodeImageVersion を確認するには、次のコマンドを実行します。

az aks show -g <groupname> -n <clustername> | grep nodeImageVersion

次に、前述のように、AKS Azure Linux リリース ノート フォルダーで、先に確認したノード イメージ バージョンの日付に対応するファイルを確認します。 ファイル内の Installed Packages Begin セクションには、クラスター内のすべてのパッケージ バージョンが一覧表示されます。

次のステップ

この記事は、パッケージなどの主要な Azure Linux コンテナー ホスト コンポーネントの一部をカバーしています。 Azure Linux コンテナー ホストの概念の詳細については、以下の記事を参照してください。