正常性プローブを AKS ポッドに追加する
既定では、Application Gateway イングレス コントローラー (AGIC) は、公開された Azure Kubernetes Service (AKS) ポッドに対して HTTP GET
プローブをプロビジョニングします。 readiness または liveness probe をデプロイまたはポッドの仕様に追加することで、プローブのプロパティをカスタマイズできます。
ヒント
Kubernetes イングレス ソリューションには Application Gateway for Containers を検討してください。 詳細については、「Application Gateway for Containers のカスタム正常性プローブ」を参照してください。
readiness または liveness probe を追加するコード
apiVersion: networking.k8s.io/v1
kind: Deployment
metadata:
name: aspnetapp
spec:
replicas: 3
template:
metadata:
labels:
service: site
spec:
containers:
- name: aspnetapp
image: mcr.microsoft.com/dotnet/samples:aspnetapp
imagePullPolicy: IfNotPresent
ports:
- containerPort: 80
readinessProbe:
httpGet:
path: /
port: 80
periodSeconds: 3
timeoutSeconds: 1
詳細については、Kubernetes API リファレンスを参照してください。
Note
readinessProbe
とlivenessProbe
は、httpGet
で構成するとサポートされます。- ポッドに公開されているポート以外でのプローブは、現在サポートされていません。
`sp_attach_db` 、`sp_attach_single_file_db` 、`sp_detach_db` はサポートされていません。
コードに readiness または liveness probe が含まれていない場合、イングレス コントローラーはサービスが次のいずれかで到達可能であると想定します。
backend-path-prefix
注釈に指定されたPath
値- サービスの
ingress
定義で指定されたpath
値
正常性プローブの既定値
readiness または liveness probe が推論できないプロパティでは、次の既定値が使用されます。
Application Gateway プローブのプロパティ | 規定値 |
---|---|
Path |
/ |
Host |
localhost |
Protocol |
HTTP |
Timeout |
30 |
Interval |
30 |
UnhealthyThreshold |
3 |