セキュリティ ソリューションの統合 (レガシ)
この記事では、Microsoft Defender for Cloud と統合されるセキュリティ ソリューションについて説明します。
Defender for Cloud は、Microsoft サービスとパートナー ソリューションと統合されます。 ソリューションとの統合は、次のことに役立ちます。
- デプロイの簡略化: Defender for Cloud では、統合パートナー ソリューションの合理化されたプロビジョニングが提供されます。 マルウェア対策や脆弱性評価などのソリューションについては、Defender for Cloud によって仮想マシンにエージェントをプロビジョニングできます。 ファイアウォール アプライアンスの場合、Defender for Cloud は、必必要なネットワーク構成の多くに対処できます。
- 検出の統合: パートナー ソリューションからのセキュリティ イベントは、Defender for Cloud のアラートとインシデントの一環として自動的に収集、集計、表示されます。 これらのイベントは、他のソースからの検出とも組み合わされ、高度な脅威検出機能を提供します。
- 監視と管理の統合: Defender for Cloud の統合イベントは、パートナー ソリューションを一目で監視するのに役立ちます。 基本的な管理は、パートナー ソリューションを使用して高度な設定に簡単にアクセスできれば、使用できます。
- 機能の拡張: 一部の統合では、Defender for Cloud の機能が拡張されます。 例:
- Defender for Cloud では、Defender for API によって提供されるランタイム セキュリティ機能の強化に役立つサード パーティによる統合がサポートされています。
- Defender for Cloud は、ServiceNow と統合され、セキュリティに関する推奨事項の修復に優先順位付けの役に立ち、チケットの作成と監視を行うことができます。
統合
統合ソリューションは、Azure portal の [Defender for Cloud] ->[管理] ->[セキュリティ ソリューション] に表示されます。
Defender for Cloud からデプロイされている Azure セキュリティ ソリューションは、自動的に接続されます。 オンプレミスまたは他のクラウドで実行されているコンピューターなど、その他のセキュリティ データ ソースも接続できます。
接続済みソリューション
[接続済みソリューション] セクションには、Defender for Cloud に現在接続されているセキュリティ ソリューションが含まれています。
セキュリティ ソリューションには次の状態があります。
- 正常 (緑) - 正常性の問題はありません。
- 異常 (赤) - 早急な対処が必要な正常性の問題があります。 使用できる正常性データがなく、過去 14 日以内にアラートを受信していなかった場合、Defender for Cloud は、ソリューションで異常が発生しているか、報告が行われていないことを示します。
- レポート停止 (オレンジ) - ソリューションが正常性状態の報告を停止しています。
- レポートなし (灰色): 正常性データはありません。 ソリューションがまだ何も報告しておらず、正常性データはありません。 最近接続されて、まだデプロイ中の場合、ソリューションの状態が報告されない可能性があります。
正常性状態を使用できない場合、Defender for Cloud には、最後に受信したイベントの日時が表示され、ソリューションが報告されているかどうかを示します。
各ソリューションにドリルダウンして管理できます。
検出されたソリューション
Defender for Cloud では、Azure で実行されていても Security Center に接続されていないセキュリティ ソリューションを自動的に検出し、[検出されたソリューション] セクションにこれらを表示します。 必要に応じてソリューションを接続して、Defender for Cloud と統合できます。
データ ソースの追加
[データ ソースの追加] セクションには、接続できるその他の使用可能なデータ ソースが表示されます。 このようなソースのいずれかからデータを追加する手順については、[追加] を選びます。