Kudu サービスの概要
Kudu は、ソース管理ベースのデプロイや Dropbox や OneDrive 同期 などの他のデプロイ方法に関連する、Azure アプリ Service の一部の機能の背後にあるエンジンです。
アプリの Kudu にアクセスする
アプリを作成するたびに、App Service によって、HTTPS によって保護されるコンパニオン アプリが作成されます。 この Kudu アプリには、次の URL でアクセスできます。
- 分離層にないアプリ:
https://<app-name>.scm.azurewebsites.net
- 分離層 (App Service Environment) のインターネットに接続するアプリ:
https://<app-name>.scm.<ase-name>.p.azurewebsites.net
- Isolated レベルの内部アプリ (内部負荷分散用の App Service Environment):
https://<app-name>.scm.<ase-name>.appserviceenvironment.net
詳細については、Kudu サービスへのアクセスを参照してください。
Kudu の機能
Kudu は、次のような App Service アプリに関する有益な情報を提供します。
- アプリ設定
- Connection strings
- 環境変数
- サーバー変数
- HTTP ヘッダー
また、次のような機能も提供します。
- Kudu コンソールでコマンドを実行します。
- IIS 診断ダンプまたは Docker ログをダウンロードします。
- IIS のプロセスとサイト拡張機能を管理します。
- Windows アプリの展開 Webhook を追加します。
/ZipDeploy
で ZIP 展開 UI を使用できるようにします。- カスタム デプロイ スクリプトを生成 します。
- REST API を使用してアクセスを許可します。
Kudu にアクセスするために必要な RBAC アクセス許可
Microsoft Entra 認証を使用してブラウザーで Kudu にアクセスするには、組み込みロールまたはカスタム ロールのメンバーである必要があります。
組み込みロールを使用している場合は、Web サイト共同作成者、共同作成者、または所有者のメンバーである必要があります。 カスタム ロールを使用している場合は、リソース プロバイダーの操作が必要です Microsoft.Web/sites/publish/Action
。