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Azure IoT C SDK ライブラリ

Azure Sphere チームは、C SDK を Azure IoT C SDK に基づいて作成します。 Azure Sphere SDK には、Azure IoT C SDK ライブラリのサブセットが含まれています。 この API を使って、アプリケーションを Azure IoT Hub に接続できます。 ライブラリのサポートされている API サーフェス全体は、Azure Sphere SDK のヘッダー ファイルで定義されています。

API リファレンス: Azure IoT device SDK for C

ヘッダー ファイルの場所: Sysroots\API set\usr\include\azureiot (Windows OS) フォルダーまたは Sysroots/API set/usr/include/azureiot (Linux OS) フォルダー (c:\Program Files)。

Azure IoT C SDK ライブラリの機能

Azure Sphere は、制約のあるデバイスに対する以下の設定で構成されています。

  • 下位レイヤー (LL) のプログラミング モデルに対してのみアクセスします。コンビニエンス レイヤーにはアクセスしません。
  • MQTT プロトコルの使用。
  • BLOB ストレージはサポートされていません。
  • Web ソケットのサポート。

Note

セキュリティとサイズの制約により、Azure IoT C SDK ライブラリの Azure Sphere サブセットでは HTTP と AQMP のサポートが省略されています。

Azure IoT C SDK ライブラリ関数

IoTHubDeviceClient_LL_CreateWithAzureSphereDeviceAuthProvisioning

IoTHubDeviceClient_LL_CreateWithAzureSphereFromDeviceAuth

AzureIoT_OverrideAzureSphereAuthDPS

AzureIoT_OverrideAzureSphereAuthIoTHub

既知の問題

  • Azure IoT C SDK を使用して Device Provisioning Service を使用して IoT Hub または IoT Central に接続する場合は、アプリケーションを使用して接続再試行ロジックを実装する必要があります。 内部再試行ロジックに依存している場合は、認証エラーが表示されることがあります。