RTApp でウォッチドッグ タイマーを使用する
重要
これは Azure Sphere (レガシ) のドキュメントです。 Azure Sphere (レガシ) は 2027 年 9 月 27 日に 再提供されておりユーザーは現時点で Azure Sphere (統合) に移行する必要があります。 TOC の上にある Version セレクターを使用して、Azure Sphere (統合) のドキュメントを表示します。
MT3620 は、リアルタイム コアごとにウォッチドッグ タイマーをサポートします。 これらのウォッチドッグ タイマーは、リアルタイム対応アプリケーション (RTApps) で使用できます。
リアルタイム アプリケーション シナリオでウォッチドッグ タイマーを使用する必要がある場合は、次の点に注意してください。
リアルタイム コア ウォッチドッグ タイマーに対する特定の Azure Sphere OS または SDK のサポートはありません。
ウォッチドッグ・タイマーは、操作を制御するレジスタを介して、または MediaTek ドライバーを使用して直接プログラミングできます。 watchdog タイマーのサンプル アプリケーションを参照してください。
MT3620 に関するレジスタ ベース アドレス、割り込み番号、クロック レート、サンプリング周波数などの詳細については、 MT3620 データシート および MT3620 M4 ユーザー マニュアルを参照してください。質問が残っている場合は、 Azure.Sphere@avnet.com電子メールで Avnet に詳細を要求できます。
ウォッチドッグリセットの効果
ウォッチドッグ タイマーがリセット イベントを発生させると、リアルタイム コアはアプリのエントリ ポイントにベクトル化されます。 RTApp は、操作を正しく再開するために必要なメモリ、スタック、および周辺機器を再初期化する役割を担います。 Azure Sphere OS は、メモリの内容に影響を与えることはなく、リセット操作中にリアルタイム コアの周辺機器を再初期化することもありません。
ウォッチドッグ リセットでは、他のリアルタイム コア、Azure Sphere OS、または現在実行中の高度なアプリケーションに対する通知、イベント、またはアラートはトリガーされません。 ウォッチドッグ リセットの効果は、リセットされるリアルタイム コア プロセッサに対して厳密にローカルです。
ウォッチドッグ タイマー のサンプル アプリケーション
MediaTek は、GitHub 上の MT3620 リアルタイム アプリケーション用の ドライバーとサンプル コード を提供します。