暗号化プロトコルの設定を変更するには (ja-JP)
Windows では、HTTP のやり取りを暗号化することでデータ通信を保護して安全を維持するために、SSL や TLS などのプロトコルを利用することができます。データ通信を行う環境などの要因によって、どのプロトコルを利用するのかを決める必要がありますが、どのプロトコルを利用するかを指定するための設定は、以下のようにすることで変更できます。
この設定内容と方法は、通称 POODLE と呼ばれる SSL 3.0 の脆弱性対策に効果があります。
レジストリ エディター
レジストリ エディターを開き、以下のパスを見つけます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecurityProviders\SCHANNEL\Protocols
有効や無効にしたいプロトコル名について、キーが存在しなければ、キーを新規作成します。
その下に、Client と Server という名前のキーをそれぞれ作成します。
Client キー以下に、DisabledByDefault という名前の DWORD 値を作成します。(0: 有効、1: 無効)
Server キー以下に、Enabled という名前の DWORD 値を作成します。(0: 無効、1: 有効)
コンピューターを再起動することで、設定が反映されます。
PowerShell
レジストリ エディターで行う設定内容を PowerShell でスクリプトにしたものが以下です。