マイクロソフトが最も困難で基礎的な人工知能の研究を行う新組織「Microsoft Research AI」を設立
[2017 年 7 月 12 日]
昨年の 9 月に、マイクロソフトはMicrosoft AI and Research グループの設立を発表しました。社内の研究所、そして、Bing、Cortana、Azure Machine Learning などの製品グループから、約 7,500 名のコンピューターサイエンティスト、研究者、エンジニアを集結した新しい組織です。
本日、ロンドンで開催されたマイクロソフトの英国ケンブリッジ研究所の創立 20 周年を祝うイベントで、AI の最も困難で基礎的な課題の解決に特化したMicrosoft Research 内のスペシャリスト集団 Microsoft Research AI の設立を発表しました。科学者とエンジニアのチームが製品グループや機械学習/認知/自然言語処理などの研究分野を横断して統合的にアプローチを行い、お客様や社会に貢献できる製品やサービスへの最新の研究成果の統合を加速するものです。
マイクロソフトが生み出している AI の進化は、一企業だけでも、また一人のコンピューターサイエンティストだけでも達成されることはなく、強力なコミュニティの協業がなければ責任ある形で結実することもありません。AI が研究開発の世界から現実の製品の世界へと移行する中で、マイクロソフトはオープンでコラボレーションを重視した基礎研究へのコミットメントを維持していきます。また、社会のあらゆるメンバーと協業し、社会の最も困難な課題の解決に腐心していきます。マイクロソフトは、地球上のすべての個人とすべての組織がより多くのことを達成できるようにするという企業ミッションの追求において、研究の強化をさらに進めていきます。
この文章は以下の原文を要約したものです:
- 2017/7/12: Microsoft’s role at the intersection of AI, people and society (Official Microsoft Blog)
- 2017/7/14: AI、人々、そして、社会の交差点におけるマイクロソフトの役割 (The Official Microsoft Japan Blog)
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