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Team Foundation ServiceをVS2012、VS2010、VS2008の混在環境で使う

皆さん、Team Foundation Serviceをご存じ?Team Foundation Serverのクラウド版、サービスです。5ユーザーまでなら無料で使えるサービスです。Visual Studio + Team Foundation Serverできちんとプロジェクトを管理しつつチーム開発するのってどうやるの?と思っている方是非試しに使ってみてください。

Team Foundation Serviceは、Microsoft アカウント(旧Live ID)をお持ちの方なら、https://tfs.visualstudio.com/ にアクセスして、Sign Upすればすぐに使えます。このサービス、Visual Studio 2012からなら、特に何もせずに、チームメニューの”Team Foundation Serverへの接続”から、Sign Upして取得した各自のHomeのURLを入力すればすぐに接続できます。

組込み系の場合、Windows Embedded Compact 7のOS、アプリ開発はVisual Studio 2008だったり、.NET GadgeteerはVisual Studio 2010だったり、Windows Embedded Standard 8やWindows 8、クラウドサービスのWindows AzureはVisual Studio 2012と旧バージョンのVisual Studioも開発環境として使わざるを得ません。大きなプロジェクトであればあるほど、「きちんとしたチーム開発管理がしたい」訳ですが、Visual Studio 2012だけでなく、Visual Studio 2010やVisual Studio 2008でも、Team Foundation Serviceで一貫した管理をする必要があります。

しかし、Visual Studio 2008やVisual Studio 2010の場合、チームメニューの”Team Foundation Serverへの接続”にTeam Foundation Serviceの各自のHomeのURLを入れてもデフォルトでは接続できません。これらをつなぐには、

Visual Studio 2010の場合:https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=29082

Visual Studio 2008の場合:https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=29983

から、追加のソフトCompatibility GDR for Visual Studio 2012をインストールしてください。これで、同じサイト、同じチームプロジェクトで管理が可能になります。

え、AndroidやLinuxのOSも構成要素なんだよね…ですって?大丈夫そんな場合は、https://tfs.visualstudio.com/en-us/learn/code/connect-eclipse/ に書いてある方法でつないでくださいね。