Kinect for Windows SDK 1.6の新機能
この間の月曜日(2012/10/8)に、Kinect for Windows SDKの最新版、1.6がリリースされました。興味のある方は早速、
https://www.microsoft.com/en-us/kinectforwindows/
からSDKをダウンロードして試してみてください。
色々とアップデートがあるのですが、ここでは、主要な新機能だけ紹介しておきます。
まず、Windows 8のデスクトップアプリ開発で使えるようになりました。Visual Studio 2012でもKinectを活用したデスクトップアプリが開発可能になっています。
次に、深度センサーの計測値が4m以上の値も測れるようになっています。
それから、赤外線の生データをゲットすることができるようになっています。
また、センサー筐体の傾きを測る、加速度センサーが追加されています。3軸の値が得られるので、センサーを水平に置いたり、計測中のセンサーの傾きから、重力方向に対する補正ができます。
他に、Hyper-Vなどバーチャルマシン上でもKinectが使えるようになりました。
詳しくは、https://msdn.microsoft.com/en-us/library/jj663803.aspx#SDK_1pt6_M2 を見てくださいね。
最後に、インストールの手順を紹介しておきます。
冒頭に紹介したURLのページで、
先ず、DOWNLOAD LATEST SDKをクリックして、SDKをインストールします。
次に、DOWNLOAD TOOLKITをクリックして、TOOLKITをインストールします。
インストールが終わったら、”Kinect for Windows Developer Toolkit ver 1.6.0”を起動します。
SDKsタブをクリックして、Speech SDKや、XNA Studioなど必要なものを更にインストールしておきましょう。
手っ取り早く、すべての機能を確認したい方は、Toolsタブの
Kinect Explorerの”Run”を起動してみてください。Installボタンをクリックすれば、このサンプルアプリの全コードの参照も可能です。