Outlook Social Connector の Facebook 向けプロバイダーとグループ ポリシー設定の更新
原文の記事の投稿日: 2012 年 4 月 25 日 (水曜日)
この投稿では、Outlook Social Connector の Facebook 向けプロバイダーと、それに関連した管理者向けのポリシー設定の更新について説明します。
Outlook 2010 には、ユーザーが電子メールをやり取りする相手の更新情報を Outlook に直接表示できる Outlook Social Connector という機能があります。Facebook が OAuth と呼ばれる新しい認証モデルに移行したため、今年のはじめに Outlook チームは Facebook の情報に引き続きアクセスできるようにするための更新 (英語) を行いました。この変更に伴い、転送も SSL を使用するように更新され、Facebook と Outlook の間で転送される情報をより確実に保護できるようになりました。
注意: Outlook 2010 では、GAL の写真を表示するために Outlook Social Connector を有効にする必要はありません。詳細については、「GAL Photos in Exchange 2010 and Outlook 2010 (英語)」を参照してください。
2012 年 5 月 1 日から、Outlook Social Connector の Facebook 向けプロバイダーの更新に関する通知が Outlook に表示されます。ユーザーが前のバージョンの Facebook 向けプロバイダーをインストールしている場合、この通知から Microsoft ダウンロード センターの更新された Facebook 向けプロバイダーのページに移動できます。
図 1: OSC が有効で Facebook 向けプロバイダーをインストール済みの Outlook のユーザーに対し、プロバイダーの更新に関する通知が表示されます
Facebook への接続エラーを回避するために、Facebook 向けプロバイダーの現在のユーザーは、更新された Microsoft Outlook Social Connector の Facebook 向けプロバイダーをインストールする必要があります。
Outlook Social Connector が有効で Facebook 向けプロバイダーをインストールしていないユーザーには、新しいソーシャル ネットワーク向けプロバイダーが利用可能であることを示す 1 回限りの通知が表示されます。
図 2: OSC が有効になっている Outlook ユーザーには、新しいソーシャル ネットワーク向けプロバイダーが利用可能であることを示す 1 回限りの通知が表示されます
グループ ポリシー設定を使用すると、ユーザーのエクスペリエンスを制御できます。たとえば次のような設定が可能です。
- 人物情報ウィンドウでの通知のブロック
- 特定のソーシャル ネットワーク プロバイダーのブロック
- Outlook Social Connector 全体の無効化
図 3: グループ ポリシーを使用して Outlook Social Connector の設定を制御できます
利用できるグループ ポリシー設定の詳細については、「KB 2020103: グループ ポリシーを使用して Outlook Social Connector を管理する方法」を参照してください。
注意: Outlook Social Connector は、Outlook 2007 および Outlook 2003 向けに個別のダウンロードとしても提供されています。Outlook 2007 または Outlook 2003 の場合も、OSC に適用される通知とポリシー設定は同じです。
OSC チームは、ユーザーのプライバシー保護を支援しています。データ保護方法の詳細については、「Outlook Social Connector およびプライバシーについて」を参照してください。
Outlook チームも、この更新に関するブログ記事を投稿しています。記事はこちら (英語) からお読みいただけます。
これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、「Updated Facebook Provider for Outlook Social Connector and Group Policy settings」をご覧ください。